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フウロウソウ科ゲンノショウコの地上部(生薬名:ゲンノショウコ)
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整腸・止瀉薬として用いられる。江戸時代の大和本草に収載され、日本で古くから止瀉薬として民間療法に用いられてきたが、長時間煎じるとタンニン類が抽出され下痢止めに効くが、短時間だと緩下剤となる。効果が直ぐに現れるので“現の証拠”と名付けられた。粉末は灰緑色~灰黄褐色で、わずかに臭いがあり、味は渋い。成分はゲラニイン(タンニン)など。
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ゲンノショウコの紅花 -
ゲンノショウコの白花
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