伝承薬事典

エンゴサク

  • 粘膜修復
使用部位

ケシ科のエンゴサクの塊茎(生薬名:エンゴサク)

説明

鎮痛・鎮痙・胃液分泌抑制・抗潰瘍薬に配合する。漢方では止痛や活血の作用が知られる。エンゴサク末は胃粘膜表面を修復・保護することで胃の働きを助ける。粉末は灰黄色~灰褐色で、ほとんど臭いはなく、味は苦い。成分はデヒドロコリダリンなど。

  • エンゴサクの花
  • エンゴサクの乾燥塊茎
  • エンゴサクの芽

写真はすべて「昭和大学薬用植物園 磯田進先生」の提供です。無断使用を禁じます。

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