生薬のこと

生薬・生薬を用いた薬づくり(第16回)


 当社は3種類の百草丸を製造しており、お客様から「違いがよく分からない」とのご質問を受けます。それで、今回は 3種類の百草丸の違いについてお話をさせていただきます。

三種類の百草丸

1.「御嶽山日野百草丸」

「御嶽山日野百草丸」は皆様に長年服用いただいている百草丸です。今から27年前の平成4年に販売を開始した6種類の生薬配合の百草丸です。健胃生薬5種類と整腸生薬1種類を組み合わせています。直営店でお求めいただくベージュの箱のものとドラック等でお求めいただく緑の箱のものがあります。

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2.「百草丸プラス」

「百草丸プラス」は御嶽山日野百草丸に、新たに生薬を追加し、7種類の生薬配合として平成27年に新発売した百草丸です。
最大の特長は、従来の健胃生薬と整腸生薬を配合した御嶽山日野百草丸に粘膜修復生薬を配合し、「健胃」・「整腸」・「粘膜修復」の三つの働きが相互作用し、改善を促すようにしたこと にあります。 金色の箱で、直営店、ドラック、薬局、薬店でお求めいただけます。

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3.「日野百草丸」

「日野百草丸」は百草丸プラスと配合成分も配合量も同じです。平成27年に百草丸プラスと同時に新発売しました。
「日野百草丸」の最大の特長は、主成分のオウバクエキスに国産原料を使用 していることです。
「百草丸プラス」は国産原料と外国産原料を使用しています。昭和30年代の緑の箱を復刻し、ネット・通販を含む直営店舗のみで販売をしています。

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当社推奨の百草丸は

当社では、「百草丸プラス」と「日野百草丸」を推奨しています。 
百草丸製造の現場で培った経験や技術をフル活用し、百草丸の集大成の製品として発売しました。
 「丸剤であること」
 「天然の生薬特性を活かすこと」
 「身体に無理なく自然に効果が実感できること」
  そして「現代人のセルフケアーに役立つこと」
を主眼とし、「御嶽山日野百草丸」をベースに処方構成を検討しました。

配合生薬については、服用後速やかに消化管の粘膜を保護してくれるエンゴサク末を追加することにしました。各成分の配合量については、何十通りもの異なる組み合わせを試作し、順番に一つ一つ検証した試行錯誤の後に最適処方を見出しました。

「健胃」・「整腸」・「粘膜修復」の三つの作用が重なることで効果が高まり、現代人の生活習慣やストレスや加齢などで弱った胃腸を整えます。身体は、胃腸を整えることで、徐々に活力を取り戻すことができるのです。

健胃生薬5種類と整腸生薬1種類と粘膜修復生薬1種類を組み合わせた「日野百草丸」「百草丸プラス」の効果を実感していただきたく思います。