百草丸プラスって何?
生薬配合の現代人のための胃腸薬
- キハダの内皮から抽出したオウバクエキスに6種類の粉末生薬を配合した胃腸薬です。
- 生薬配合の現代人のための胃腸薬
- 食後の胃もたれなど、胃粘膜障害がある場合には粘膜修復成分配合の百草丸プラスが効果的です。
- お酒を召し上がる前の服用もおすすめです。
こんな時ありませんか?
- 今夜は宴会があるが二日酔いが心配
- 胃がすっきりしない
- お腹が張った感じ
- 胃弱で食欲が出ない
- はきけや胸つかえがする
- 飲み過ぎて胃がムカムカ
- 疲れが胃にくる
- 7種類の生薬をバランスよく配合したことで胃腸に溶け込むように作用する。
- 天然成分でできた丸剤なので強すぎず、弱すぎない。
- それぞれの生薬の持つ薬効が重なり合うことで効果の幅が広く、内側からじっくりと改善し、胃腸を健康な状態に戻す。
- ストレス・加齢により弱った胃腸を健やかにし、健康的(快食・快便)な日々を送るためのセルフメディケーション・セルフケアに。
百草丸プラスは生薬製剤です。
自然の生薬成分が、胃腸の働きを助け、
胃弱・胃もたれ・胸やけ・消化不良・
はきけなどの症状を改善します。
百草丸の主成分「オウバクエキス」は、
特有の苦味があり、
胃の働きを活発にする健胃生薬です。
この主成分に加え、健胃生薬のビャクジュツ末・
ガジュツ末・リュウタン末・センブリ末、
整腸生薬のゲンノショウコ末を配合しています。
さらに
「百草丸プラス」には
現代人のために 七つ目の生薬をプラス
胃粘膜を修復する生薬エンゴサク末を配合しました。
健胃、整腸、粘膜修復
現代人に多く見られるストレスや
加齢などによる弱った胃腸に
働きかけ、不快な症状を和らげます。
百草丸プラスには以下の生薬成分が配合されています。
-
生薬名(局):黄柏[オウバク](周皮を除いた樹皮)
和名:キハダ。内皮部が黄色いことに由来。
苦味健胃、整腸、消炎、収斂薬として胃炎、胃腸病、下痢などに応用されます。
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生薬名(局):現之証拠[ゲンノショウコ](地上部全草)
和名:ゲンノショウコ。効果がすぐに現れることに由来。
日本で古くから民間療法で用いられ、止瀉、整腸薬に用いられます。煎じ方によって、下痢止めにも便秘薬にもなります。
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生薬名(局):白朮[ビャクジュツ](オケラの根茎又はオオバナオケラの根茎)
和名:オケラ。
胃腸の弱い人の胃腸を整え、胃のつかえ、腹満、腹痛、健胃整腸、下痢に用いられます。
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生薬名(局):莪蒁[ガジュツ](根茎)
和名:ガジュツ。
ウコンとよく似ており、日本では屋久島、沖縄、大島で栽培されています。芳香性健胃薬、駆風薬として消化不良などに用いられます。
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生薬名(局):龍胆[リュウタン](トウリンドウ(竜胆)又は東北竜胆又は三花竜胆の根茎と根)
和名:リンドウ。とても苦いので竜の胆と名付けたのが由来。
胃液分泌促進作用の他に唾液、膵液分泌促進、胆汁分泌促進作用のある苦味健胃薬。消炎作用があるので消化器の炎症や充血などに応用されます。
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生薬名(局):当薬[トウヤク](センブリの開花期の全草)
和名:センブリ。苦味が強く、千回煎じても苦いことに由来。
日本でも古くから民間療法で用いられ、苦味健胃、整腸薬として消化器疾患に用いられます。
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生薬名(局):延胡索[エンゴサク](塊茎)
和名:エンゴサク
鎮痙、鎮痛、胃液分泌制御、抗潰瘍、胃粘膜修復などに用いられます。
現代人のための胃腸薬
百草丸プラスの誕生
今から約200年の昔、木曽御嶽開山の修験者がキハダの内皮を煎じて薬とする事を、御嶽山麓の村人に伝えたのが百草のはじまりと言われ、「万病に効く腹薬」として親しまれた民間伝承薬です。
かつて薬草の宝庫だっ木曽地域の家々では家伝薬として「百草」をつくり、街道の旅籠や御嶽山麓の茶店で販売していましたが、中山道の藪原宿で旅籠を営んでいた日野屋(当社の前身)もその中の一軒で、御嶽登拝や街道を旅する人々に「百草」を販売していました。
昭和22年に製薬会社を設立し、昭和30年代から「百草丸」の販売を開始しました。オウバクを抽出・濃縮しただけの板状の百草(オウバクエキス)を飲みやすくするために粉末生薬を配合して丸剤にしたのが「百草丸」です。
そして「百草丸プラス」は胃粘膜修復作用のあるエンゴサク末を追加し、
現代人の悩みである「ストレス」「加齢」
による胃腸の不具合に効果を発揮する百草丸として誕生しました。
従来の百草丸の健胃成分、整腸成分に粘膜修復成分を追加したことで粘膜を保護し、胃腸の不具合を効果的に改善し、ストレス社会での常備薬として適した現代人のための胃腸薬が「百草丸プラス」です。
製造へのこだわり
伝統の製剤技術で生薬本来の
自然の力を活かしています
生薬本来の苦味と芳香
良薬は口に苦し
キハダ(オウバク)を納入し、品質の規格試験を納入前と納入後に行い製造に使用しています。品質の確かな生薬原料を用いて個々の生薬の持つ薬効成分を引き出すことが重要なことから粉末生薬についても入念なチェックを行っています。
さらに常に一定の品質の丸剤を製造するには、長年の製造により培われた独自の製造方法と作業者の熟練の製造技術が基本となります。
百草丸プラスは、長年の経験により培われた製剤技術で丹念に作り上げています。
配合の生薬はいずれも天然物のため、品質が常に一定ではないので、見極めながら製丸を行っています。
まず苦味芳香が効く
キハダ(オウバク)の持つ苦味健胃作用を活かすように最終仕上げをしています。
主成分のオウバクエキスは苦味と香りが胃腸の機能を高める苦味健胃薬ですが、
丸剤にすることで、この生薬固有の効果が閉じ込められてしまいます。
当社は、最終仕上げにオウバクチンキ(オウバクエキスから製する)をコーティングすることで
この苦味と香りの効果を高めるように工夫しています。
服用直後に「百草丸プラス」の生薬の苦味と香りを実感しながら服用していただきたく思います。
製薬会社が直接お届けします。
製造からお客様のお手元に
届くまで、一元管理されています。
「製造管理」「品質管理」
「安全管理」、さらに
「研究開発」にも力を注いでいます。

200年の時を超えて、伝承され愛され続ける自然の恵み百草は、木曽御嶽山を開いた修験者達により伝承され続けました。
江戸の後期には街道の旅籠や御嶽山麓の茶店で販売しており、日野製薬もその中の一軒で、中山道十一宿の中の、薮原宿で江戸時代から百草を販売してまいりました。
生薬製剤専門の日野製薬は、いつの時代も、伝統の生薬製剤技術、厳しい品質管理にて、皆様に愛され続ける胃腸薬百草丸プラスをお届けしてまいります。
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