薬食同次元

信州木祖村手作りの味

紫花豆

新型コロナウィルスの拡大に伴い、不安な気持ちで毎日をお過ごしの方も多いと思います。お身体にはくれぐれもご自愛くださるようにお願いいたします。

前号でも触れましたが、免疫力の維持には、食事、睡眠、運動、そして「笑い」が大切とのことです。大変な時ではありますが、今日も無事であることを感謝し、「笑い」を忘れず、少しでも明るい気持ちで過ごすよう弊社社員一同も心掛けて参りたいと思います。

      

■信州木祖村手づくりの味

さて、最近、通信販売のお客様アンケートで、「信州ならではの良いものをもっと提供してほしい」、「木曽の特産品、郷土の食品を今後も扱ってほしい」とのお言葉をお客様から多く頂戴しております。

日野製薬は、医薬品の製造メーカーなのになぜ??と思われる方も多いのですが、日野製薬の前身は、日野屋と申しまして、江戸時代から中山道の木曽薮原宿で旅籠を営んでいました。古くから木曽を訪れる旅人をおもてなし、胃腸薬の「百草」はもちろんのこと、木曽のお土産品を販売していたようです。このため、現在でも弊社は医薬品に加えお土産品の販売を行っております。通信販売でも季節の果物や漬物、味噌、お菓子などをお取り扱いして参りました。

   

お客様のお声にお応えし、信州の良いものとして

 ・信州産の食材を使い

 ・信州で作られた

 ・なつかしい郷土の味わい

をもっとお届けしていきたい、と考えております。

  

弊社の所在する木祖村の「木祖村農産物加工センター」さんとご相談したところ、沢山の美味しそうなものをご提案いただきました。

今後「信州木祖村手づくりの味」と題し、少しずつお客様へ木曽の懐かしい味をお届けしていく予定です。準備が整いましたらご案内いたしますので、どうぞお楽しみにお願いいたします。

  

■信州産の楽しい食材

木祖村農産物加工センターさんから、いくつか信州産の食材を教えていただきました。3つほど写真とともにご紹介します。

  

【くらかけ豆】

・「くらかけ豆」という豆の名前を聞かれたことはありますか?長野県の郷土食で、青大豆の一種です。

・特徴的なのはその見た目です。緑色に黒い楕円模様がついています。馬に鞍をかけたように見えるため、くらかけ豆(鞍掛豆)という名がつけられたと言われています。パンダ豆とも呼ばれるようです。

・また味はコリコリしていて枝豆に少し似ているでしょうか。でも何か不思議な出汁のような味わいがします。海苔に似ているという方もいらっしゃるようです。

・木曽では酢醤油で食べるのが一般的です。一方、だし醤油で食べる長野県内の他地域もあります。

くらかけ豆

  

【紫花豆】

・紫花豆はインゲン豆の一種で、豆類の中でも最大級(直径約3cm)の大きさです。

・花豆は江戸時代末期にオランダ人により日本に伝えられ、大きな美しい花が咲くため、当時は観賞用として栽培されていました。現在では、主に長野県や北海道、東北地方など冷涼な地域で食用に栽培されています。

・ビタミンB1・Kなどのビタミン類やタンパク質・食物繊維・ミネラル(カルシウム、鉄、カリウム、亜鉛)を豊富に含みます。

・紫花豆も特徴的な見た目をしています。皮はピンク色に、こげ茶色の斑点がつき、中身は白です。最近の言葉遣いでは「とてもキュート」な見た目で、食べる度に楽しくなってしまいます。(乾燥豆の写真は右上をご参照。下は煮豆とした後の写真です。)

・また、味ももちろんのこと食べ応えがあります。甘煮にして食べると、白くほくほくとした豆の味とプチっとした皮の食感がたまらなく美味しいです。甘煮はもちろんのこと、カレー、シチューなどに入れてもおいしいです。

紫花豆の甘煮

  

【アマランサス】

・アマランサスは、栄養価の高い「スーパーフード」として注目されています。

・南米原産の植物で、紀元前5000年~紀元前3000年の古代インカ帝国では、アマランサスの種子を穀物として食べており、トウモロコシやインゲンマメなどに匹敵する貴重な重要作物であったそうです。

・注目される理由は、その優れた栄養バランスです。ビタミンE、ビタミンB2、ビタミンB6、葉酸、パントテン酸などのビタミン群、食物繊維、ミネラルが豊富です。カルシウムは、白米の約30倍とも言われます。

・長野県は標高の高い土地が多く、アマランサスの栽培に向いているそうです。

・とーっても小さな種子ですが、煎って、ゴマのように振りかけてお召し上がりいただくと香ばしくて美味しいです。また、お米と一緒に炊いたり、唐揚げ粉やパン生地にまぜたり、色々な食べ方ができます。

アマランサス

  

今後これらの食材そのもの、またはこれらを使って調理したものをお届けできると良いと考えています。

なお、木祖村農産物加工センターさんでは、多くの木祖村の女性が働いています。実は、木祖村にはお料理上手な方が大勢います!赤かぶ漬け、芋の煮っころがし、煮豆、ひたし豆などなど。何を食べても美味しく驚いてしまいます。そしてどこか懐かしくて温かい味わいがします。手作りの優しい気持ちが込められているからでしょうか。

自然の恵みをいただいて健やかに、を目指して今後も取り組んでまいります。


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