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薬食同次元

健康食品「菊えもん」のQ&A

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 強烈な寒波が日本列島に流れ込み厳しい寒さの毎日ですが、皆さまいかがお過ごしですか。寒さ対策を万全にして身体を大切にお過ごしいただきたく思っています。

  

 さて、弊社は、本日2023年2月1日、健康食品の菊芋粒剤である「菊えもん」を新発売いたします。錠剤工場を2014年に新設し、医薬品である「百草錠」を製造販売してきましたが、医薬品だけでなく健康食品も当工場で製造したいと考え、2021年より本格的な開発・製品化に取り組み、完成したのが「菊えもん」です。当錠剤工場で健康食品粒剤の第一号として誕生した「菊えもん」をどうぞよろしくお願い申し上げます。

  

 菊芋には食物繊維がたっぷり含まれています。信州産の菊芋は良質で、味も香りも良いことから、この信州産の菊芋を主原料とする粒剤を製造することにしました。そして、もう一つの食材として選んだのがえごまです。えごまは五平餅として名高い長野県の郷土食の食材で、植物油のα-リノレン酸を豊富に含む天からの恵みともいえるほど貴重な食材です。これら二つの天然の食材を原料として組み合わせ添加剤を一切使用せずに製造したのが「菊えもん」です。

  

 【菊えもんのQA】を作成しましたので、以下に紹介させていただきます。お召し上がりの際の参考にしていただければ幸いです。

【菊えもんのQA】

1、「菊えもん」ってなんですか?

信州産の菊芋を粉末加工した「菊芋粉末」を主原料に、信州産のえごまを粉末加工した「えごま粉末」を加え、粒剤として製造した健康食品です。添加物を一切使用せず天の恵み100%でできた加工食品です。天然物本来の滋養を丸ごと粒剤に込めただけでなく、信州の野菜のうまみや香りまでも凝縮させ、弊社工場で製造しています。お食事の補助として1日9粒を目安に、そのまま噛んでお召し上がりいただくか、水又はぬるま湯でお召し上がりください。

  

2、「菊芋」ってなんですか?

菊芋は北アメリカ原産キク科ヒマワリ属の多年草で、食用とされるのは栄養価の高い塊茎の部分です。江戸時代の後期に日本に伝わり、生命力が強く、背丈は2メートル以上にもなり、菊に似たきれいな黄色の花が咲きます。菊芋は昼夜の寒暖の差が激しい高冷地でも栽培が容易で、信州の土地柄に適した農作物です。

 

3、「菊芋」にはどのような成分が含まれていますか?

菊芋には「イヌリン」が多く含まれています。菊芋はジャガイモのような芋類と違い、澱粉(糖質)をほとんど含まず、水溶性の「食物繊維」をたっぷり含んでいます。

 

4、「食物繊維」ってなんですか?

食物繊維は人の消化酵素で消化することのできない難消化性成分で、小腸で消化・吸収されずに、大腸まで達する食品成分です。便秘の予防をはじめとする整腸効果だけでなく、血糖値上昇の抑制、血液中のコレステロール濃度の低下など、多くの生理機能が明らかになっています。食物繊維は、魚介類や肉類などの動物性食品にはほとんど含まれず、植物性食品の豆類、野菜類、果実類、キノコ類、藻類などに多く含まれます。

補足:1950年ごろの日本人一人当たり一日摂取量は20gを越えていましたが、最近は14g前後と推定されています。厚生労働省策定の「日本人の食事摂取基準(2020年)では、成人男性21g、成人女性18gが目標となっています。現在ではほとんどの日本人に不足している食品成分ですので、積極的に摂取することが勧められます。(厚生労働省のe-ヘルスネットより)

 

5、「イヌリン」ってなんですか?

イヌリンは植物によって作られる天然の多糖類の一つで、主にキク科の植物の球根に存在する貯蔵物質です。澱粉と異なり人の消化酵素によって消化されず、大腸の腸内細菌(そう)によってはじめて代謝されるため、栄養成分表示では、糖質ではなく食物繊維として扱われています。イヌリンは、菊芋、ごぼう、にら、にんにくなどに多く含まれます。

 

6、「イヌリン」にはどのような働きがありますか?

イヌリンには、腸内環境を整え、糖の吸収を抑制し血糖値の上昇を抑え、血中のコレステロール濃度の低下などの働きがあることが報告されています。

 

7、「えごま」ってなんですか?

えごまはシソ科シソ属の1年草で、東アジアから東南アジアで古代より栽培され、日本でも古くから栽培され、郷土料理などの食材になっています。えごまの種子の中にある植物油には、「α-リノレン酸」が含まれています。

 

8、「α-リノレン酸」ってなんですか?

α-リノレン酸は細胞膜の構成成分になる重要な脂肪酸です。人間の体内では合成することのできない必須脂肪酸です。えごま油、亜麻仁油などの植物油に豊富に含まれる体に良い油です。

 

9、「α-リノレン酸」にはどのような働きがありますか?

血流を改善し、血栓を予防し、血圧を下げ、アレルギーを抑制し、老化を予防するなど様々な働きを持っています。

 

10、粒剤の表面にある黒や茶の点々はなんですか?品質に問題はないのですか?

粒剤の表面の黒や茶の点々は、菊芋粉末とえごま粉末です。したがって品質に問題はありません。菊芋粉末は白、黄、褐色、えごま粉末は黒、茶の天然の素材で、それがそのまま粒剤の表面に点在しているのです。粒剤の成型にあたっては、一般的には添加物を加えて見た目を良くしますが、「菊えもん」は自然の素材をそのまま活かした粒剤にするため、添加物を加えていません。天然素材が点在していますが、安心してお召し上がりください。

 

11、使用上の注意はなんですか?

開封後は賞味期限にかかわらずお早めにお召し上がりください。粒剤を袋から出して放置すると湿気により濃茶に変色します。直射日光、高温多湿を避けてしっかり開封口を閉めて保管してください。

菊芋粉末とえごま粉末だけでできていますので、やわらかくて割れやすくなっています。注意深くお取り扱いください。割れたとしても品質に問題はありません。

 

12、開封した時に欠けや割れが見られたが問題ありませんか?

欠けや割れが見られても、品質に問題ありません。一般的に粒剤を成型するため添加物が使われますが、「菊えもん」は天然の素材を活かすため、一切の添加物を使用していません。そのため、激しい衝撃や振動を与えますと欠けや割れが発生することがあります。取り扱いにはご注意ください。

 

13、副作用はありますか?

「菊えもん」は、薬ではなく食品なので、副作用と言われるものはないと思って大丈夫です。ただし、サプリメントといえども、多く摂り過ぎてしまうと、お腹がゆるくなったり、張ったりするなどの症状を引き起こす心配があります。適度な範囲の1日9粒を目安に摂取していただきたく思います。

 

14、処方薬を服用していますが?

「菊えもん」は、食品ですから、摂り過ぎなければ通常問題ありませんが、ご心配であれば、医師にご相談の上、摂取することをおすすめします。弊社お客様相談室(フリーダイヤル0120-36-3310)でも対応させていただきます。

 

15、妊娠中や授乳中に飲んでも大丈夫ですか?

通常は問題ありません。気になることがあれば、弊社お客様相談室(フリーダイヤル0120-36-3310)で対応させていただきます。

 

16、高齢者や虚弱体質の場合は飲んでも大丈夫ですか?

通常は問題ありませんが、ご心配であれば初回は摂取量を少なめにして様子をみてから通常量をお召し上がりください。嚥下障害や極端に体力が低下している場合には摂取をお控えください。

 

17、子供は使用してよいですか?

食品ですからお子様からご年配者までお召し上がりいただけます。粒剤になっていますので喉に詰まらせることがないよう十分注意してください。特に小さなお子様の場合には、大人が見守り摂取させてください。

 

18、食物アレルギーがあるのですが?

菊芋、えごまにアレルギーのある方は、お召し上がりにならないでください。また、本製品の原料である菊芋とえごまは、小麦、大豆を含む製品を生産している工場で粉末加工しています。注意深く摂取する必要がありますので、食物アレルギーのある方は、お召し上がりにならないようお願いいたします。

 

19、他のサプリメントとの飲み合わせは?

通常原料が重複しなければ問題ありません。説明書を確認の上、お召し上がりください。

 

20、賞味期限はどれくらいですか?

製造から10ヵ月です。袋に賞味期限を刻印していますので、お確かめの上、お召し上がりください。ただし開封後は賞味期限にかかわらずお早めにお召し上がりいただきたく思います。なお、賞味期限は試験データに基づいて安全に美味しく召し上がれる期間を設定しますので、今後、試験データを蓄積し、賞味期限を延長していく予定です。

 

21、未開封のまま賞味期限が過ぎたら飲まない方がよいのですか?

未開封であれば記載された賞味期限の年月を過ぎても、すぐに召し上がれなくなるわけではありません。賞味期限とは、未開封で製品に記載の保存方法で保存した場合に、おいしく召し上がれる期限です。賞味期限を過ぎた製品は色や香りが変化することがあります。出来るだけ早期にお客様のご判断でお召し上がりいただくようお願いいたします。

 

22、どんな時に(いつ)飲めばよいですか?

食品ですので基本的にいつお召し上がりいただいてもよいですが、食事を補うための健康食品として召し上がる場合は、毎食前又は食後をお勧めします。

菊芋に含まれるイヌリンは、食後の血糖値の上昇を防ぐとされています。血糖値が気になる方は食前(食事の最初)に召し上がることをお勧めします。

 

23、どのくらい飲めばよいですか?

食品ですので特に決まりはありませんが、1日9粒を目安にそのまま噛んでいただくか水又はぬるま湯でお召し上がりいただければと思います。

 

24、噛んでもよいですか?

菊えもんは、噛んでおいしい『健康食品』であることが特長の一つです。噛んでお召し上がりください。菊芋とえごまの香ばしさと自然の甘みが口の中に広がり、食材の良さをお楽しみいただけます。

 

25、内容量はどのくらいですか?

67.5gです。約250mgの粒剤が270粒入っており、約30日分となっています。

 

26、どのような効果がありますか?

「菊えもん」は食品ですので、医薬品と違って効能効果を表示・標榜できません。原料の菊芋にはイヌリンという食物繊維が多く含まれており、イヌリンは食後血糖値の抑制、整腸作用、コレステロール低下などで知られています。またえごまはα-リノレン酸を多く含んでいます。α-リノレン酸は、血流を改善し、血栓を予防し、血圧を下げ、アレルギーを抑制し、老化を予防するなど様々な働きがあるとされています。

 

27、製品の安全性はどのように確保されていますか?

製品に使用されている原料は洗浄や加熱殺菌を行い、微生物試験や純度試験等の各種品質試験を行い、安全性を確認し、製造します。さらに、製品においても、微生物試験を始め、外観検査、質量、硬度等の各種確認試験を行い、品質と安全性を確保した後に、出荷します。

  

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