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薬食同次元

夏の野菜あれこれ

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梅雨明けも間近となりました。大雨の日々が続きましたが、ここ2, 3日は久しぶりに青空が見えるようになり、ほっとしています。緑鮮やかな山々の向こうに大きな入道雲が立ち、夏の訪れを感じる今日この頃です。

  

弊社のある木祖村の「きそむら道の駅」では、一年を通して沢山の新鮮で元気のよい野菜や果物を販売しています。村内の人が作ったものには生産者の名前が書かれていて、眺めるのも楽しいです。今の時期は、きゅうり、トマト、とうもろこし、なすなど、夏の野菜が豊富です。その中に、珍しい見た目の野菜がありました。「糸うり」と「コリンキー」です。

  

「糸うり」は初めて目にする野菜です。名前から瓜なのだろうなぁと想像しますが、中身は一体どうなっているのか?そして「コリンキー」とは一体??見た目はオレンジのようで、フルーツかと思いきや、値札にかぼちゃとも書かれています。ということはこちらも瓜でしょうか??いずれも生産者は木祖村の人のため、きっとおいしいに違いありません。早速購入して持ち帰り、調理してみることとしました。

  

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左が糸うり、右がコリンキー

  

■糸うり

糸うりは、金糸瓜、糸かぼちゃ、そうめんかぼちゃとも呼ばれ、皮の下の実が糸状になっているのが特徴とのことです。

中国から伝来した夏の野菜だそうです。そうめんとして食べてみることにしました。crude_drug_202008_itouri1.png

  

【糸うりのそうめん】

①糸うりを、太い輪切りにし、種を取り除く

②15分ゆで、鍋から取り出して水の中に入れて冷ます

③皮を取り除く ※百草・百草丸の主原料のキハダの皮のようにすぐむけます!

④実をほぐし糸状にする

⑤皿に乗せてめんつゆでいただく

  

まさか糸状であることは想像できませんでした。切ってみると線は見えますが実がぎっしりつまっています。半信半疑でゆでてみると、簡単にほぐれて糸状になりました。調度刺身のつまのような太さです。めんつゆでいただくとしゃきしゃきとして美味しい!味は、ほんのりとした甘味のある干ぴょうのような感じでしょうか。今の季節にぴったりの爽やかな一品となりました。

  

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■コリンキー

コリンキーは皮ごと生食できるかぼちゃとのことです。2002年に品種登録された新しい野菜だそうです。こちらは木祖村産の他の採れ立て野菜と一緒にサラダにしてみました。

  

【コリンキーの夏野菜サラダ】

①コリンキーを半分に切り、種を取り出す

②皮をつけたまま適度な大きさに切る

③きゅうり、トマト、ゆでた平さやいんげんも適度な大きさに切る

④オリーブオイル、酢、塩、こしょうで味をつける

⑤お好みでハーブを散らす ※今回はバジルを散らしました

  

コリンキーは、甘みのあるきゅうりといった味わいです。果肉がつまって、歯ごたえが良く、コリコリとして美味しいです!コリンキーというかわいらしい名は、コリコリした歯ごたえから付けられたのかもしれないと思うほどです。コリンキーを半分に切ると、マンゴーのように中身のつまった切り口で、じわーっと水分が出てきます。また、種もみずみずしく美味しく食べられるのが、驚きの発見でした。生でも美味しいですし、乾煎りして塩をかけると香ばしくまた違った味となります。

  

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珍しい夏野菜をいただいて、元気一杯になりました。8月に入り暑さも本番となります。自然の恵みを食べることが元気の源です。身体に元気を蓄えて、軽やかに乗り越えていきたいと思います。

  

※冒頭の写真は、弊社本社に沢山咲いているヤブカンゾウ(藪萱草)です。


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