生薬の話
郷土の宝「水木沢天然林」
今秋は、例年に比較し紅葉が遅れていますが、この頃ようやく、赤や黄色が増してきました。
さて、当社のある木祖村には「水木沢天然林」という、植物、野鳥、昆虫、動物が適度に生息し、森林浴や森林学習に最適な郷土の森があります。
水木沢天然林はなぜ残ったか。
水木沢周辺一帯は花崗岩の風化地帯で、災害が発生しやすく、「押出し」「崩れ沢」「大ナギ」「白ナギ」など災害につながる地名が残っています。戦後、伐採計画が持ち上がった時、地元の古老たちから「水木沢の木を伐ると荒れる」という声が上がって伐採計画は立ち消えになり、森が残ったのです。
平成3年「水木沢郷土の森」として木祖村と当時の長野営林局が設定。平成4年から村が「林道改修」「管理棟」などを整備し、遊歩道として「原始の森」「太古の森」の2コースを一般に公開。平成20年全国「平成の名水百選」に選定されました。平成25年、第3のコースとして「源頭の森コース」を新設。
水木沢天然林は、針葉樹と広葉樹の混交林です。(樹齢200年~300年の天然林)入口に「未来の森」としてヒノキの人工林があります。(約1000本)
私共の宝と思っています。
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