【つくり手の思い】あなたらしさが未来をつくる ~アップサイクルプロジェクト~

 一般社団法人サーキュラーコットンファクトリーアトリエふるらん、日野製薬株式会社は、あなたらしさが未来をつくる ~アップサイクルプロジェクト~を開始しました。自分らしく、健やかに生きることを目指す多くの方々に寄り添うことを願い、フラワーアート「CCF Flowers with Color」を製作し、ご希望される方々へお届けします。

 本プロジェクトを共同で開始した3社の代表は、業種は異なりますが、「自分らしく、健やかに生きること」について、つながる思いがあります。

 

■白にこめる思いnews_release_250308_circularcottonfactory1.jpg

「白は何の色にも変わることができます。人の寛容性、様々な困難や与えられた環境に柔軟に適応しながら、その時々に色を変え、生きていく人の本質を現しています。生きる過程で色は変わります。しかし芯の部分、自分の本質はすっと一本通して変えない。これが白という色の示すところです。」

一般社団法人サーキュラーコットンファクトリー 代表理事 渡邊智恵子氏

  

CCF Flowers wth Colorは、廃棄される繊維からつくられた紙を使い、フラワーアートとしています。その基調となるのは白の花です。

  

  

  

  

■お守りーふは自分らしさの「まもりがみ」news_release_250308_atelierfleuran.jpg

「お守りーふは、願い事を書き、お守りのように持ち歩き、自分で自分を守るための葉です。性別、年齢、国や地域に限らず誰でもつくることができます。そして作品の中のお守りーふは、私たちも思いを込めてつくります。お守りーふに守られた花たちは、いきいきと明るく輝きます。」

アトリエふるらん 代表 フジヨシゆみこ氏

  

お守りーふは、廃棄繊維からつくられた紙を折り、葉の形にしたものです。葉に願い事を書き、折りたたむと外から読むことはできません。願い事を心に留めるように、折りたたんで持ち歩くことができます。お守りとリーフをかけたお守りーふを考案したのは、フジヨシ代表です。

  

  

  

  

■キハダの黄色を「健やかな毎日」を灯すあかりに

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「キハダは、信州木曽の伝統薬、百草、百草丸の主原料です。ミカン科の落葉高木キハダは、古くから人々の健康を支えるために使われ、私どもにとって大切な木です。またキハダの黄色は古来より染料としても用いられてきました。キハダの薬効成分や明るい黄色が、多くの方々のお心にあかりを灯し、自分らしく健やかな毎日のお役に立ちますことを願っています。」

日野製薬株式会社 代表取締役社長 石黒和佳子

  

日野製薬は、良質な薬づくりに欠かせないキハダを守り、その魅力を活かして新たな価値を創造しながら、未来へつなぐ「キハダプロジェクト」に取り組んでいます。

  

  

    

  

 人の自分らしさの核である白を、お守りーふが守り、健やかさの象徴である黄色をまとっているのが、今回のCCF Flowers with Colorです。あなたらしい毎日を、心豊かに過ごされることをお祈りしています。

  

<3社の紹介>

一般社団法人サーキュラーコットンファクトリー(CCF)
日本で初めて、廃棄される繊維を50%以上使用した「紙」を開発し事業化した団体です。2021年に繊維ゴミを資源に変えるプロジェクトを立ち上げ、繊維から紙へと循環させる取り組みを推進しています。

アトリエふるらん
「ふるらん」とは「王冠に付ける小さな花」を意味します。 キッチンペーパーやオーガニックコットンの残布,思い出の着物や古着などで、熱源を使わずゴミをださずにつくる独自の技法で、繊細な花を生み出しています。 2024年4月には日本ホビーショーに出展し、一般社団法人サーキュラーコットンファクトリーの紙を使ったCCF flowersの「お守りーふの木」を展示しました。

日野製薬株式会社
信州木曽の地に古くから伝わる「百草」「百草丸」「普導丸」などの生薬製剤を製造販売しています。これらの主成分は、ミカン科の落葉高木「キハダ」の周皮を除いた樹皮である生薬オウバクです。良質な薬づくりに欠かせないキハダを守り、その魅力を活かして新たな価値を創造しながら、未来へつなぐ「キハダプロジェクト」に取り組んでいます。