生薬とともに
キハダ植樹体験学習 2026年
2026年5月12日、木祖小学校5年生の皆さん、木祖村もいちど小中学生*の皆さんと「キハダ植樹体験学習」を行いました!
キハダ植樹体験学習は、今年で5年目となります。今年は、木祖小学校5年生22名、木祖村もいちど小中学生11名の33名の方々に参加いただきました。
前半は、日野製薬本社で百草・百草丸を通して、天然物を用いて健康を維持する先人の知恵、生薬のこと、キハダのこと、木曽の森のこと、それらを未来へつなぐことについて、学習、体験しました。そして後半は、日野製薬本社と木祖小学校の間の山林に移動し、植樹を行いました。天候に恵まれ、楽しく素晴らしい時間となりました。
(*木祖村もいちど小中学生は、木祖村教育委員会が主催し、村内ご年配者の方々がもう一度(木祖村ではもいちど、と言います)小中学生を体験する生涯学習事業です。)
開会式
今年の開会式にも、木祖村 奥原秀一村長にご来賓としてご出席いただき、ご挨拶を賜りました。
百草・百草丸を知る
最初に百草・百草丸の歴史、その主原料のキハダについて学習しました。子ども達がノートをとる鉛筆の音が響き、集中して学習に取り組んでいる様子が伝わりました。

生薬体験
生薬体験では、百草丸に配合する生薬を五感を使って体験していただきました。まずは見た目を確認し、匂いをかぎ、希望する参加者には、少量を味わっていただきました。「うえー!」「臭い!」「苦い!」の大きな声が上がり、大変盛り上がりました。

休憩時間 兼 展示見学
休憩時間に、希望する参加者は、展示してある生薬瓶の見学や、薬研を用いた生薬の粉砕体験を行います。「これは良い香り!」「いやー臭い!」「私も薬研やってみたい!」など様々な声が上がりました。

木の花フラワーづくり体験
昨年に引き続き今年も北相木村から「キノハナKinano」さまにお越しいただき、木のかんなくずを用いたフラワーづくり体験を行っていただきました。今年はアカマツとヒノキのかんなくずを用いて、カーネーションをつくり、最後にキハダ残渣エキスで黄色に染めていただきました。
未来に向けて
キハダの周皮を除いた樹皮である生薬オウバクは、百草・百草丸の主原料ですが、年々減少しています。その現状に対し、未来に向けて、弊社が実施しているキハダの取り組みをご紹介しました。大変熱心に聞いていただきました。
キハダ植樹
その後、全員で植樹地に向かいました。日野製薬本社には、沢山のキハダの成木があります。それを見ながら歩き、植樹地に到着しました。参加者の皆様は3班に分かれ、各班の専門家の方から植樹方法についてご指導を受けました。そして植樹を行いました。今年もキハダ苗木が大変立派で、暑い中大きな穴を掘るのは大変でしたが、一生懸命取り組んでいただきました。

今年も子ども達、もいちど小中学生の皆さまと楽しい時間を過ごしました。キハダの成長は25年の歳月を要します。天然のタイムカプセルのように、25年後に成長したキハダを見に来てほしいと願っています。それを使って百草・百草丸をつくり、プレゼントするのが弊社社員の夢です。
日野製薬株式会社
代表取締役社長 石黒和佳子



