5月14日に開催した「キハダ植樹体験学習」について、木祖小学校5年生の生徒の皆さんが感想文を書いてくれました。

　

　一人ひとり、色々なことを感じ、考えてくれたことがよく分かりました。

　

　「25年後にまた来ます」と書いてくれたお子さんが多く、とてもうれしく思いました。今回のキハダ植樹体験学習では「キハダは成長するのに約25年かかります、是非成長を見守り、見に来てくださいね」とお話しています。25年後に子ども達は35歳や36歳になっていると思います。木祖村を離れ遠い地に住んでいても、キハダを植樹したことを覚えていて、木祖村に戻り、皆が集うきっかけになってくれると良いと思います。

　

　子ども達が、木曽には豊かな自然の恵みや、古くから伝わる先人の知恵や経験など、素晴らしいたからものが沢山あることを知り、それを未来へ継承することを一緒に行ってほしいと考え、実施しているのが、「キハダ植樹体験学習」です。キハダが、生きたタイムカプセルのように、将来の子ども達を温かく迎え、未来への明るい道を照らしてくれますようにと願うばかりです。

　

　子ども達には、「今日植えてくれたキハダで百草・百草丸を作り皆さんにプレゼントするのが日野製薬の夢です」とお話しました。この夢を現実のものとできるように、弊社社員は頑張っていかなくてはなりません。子ども達の誰かが、弊社に入社して、一緒にこの夢をかなえてくれると尚うれしいですが・・・それは未来にならないと分かりませんね。

　

　なお、感想文の記入用紙に、キハダの葉、そして、御嶽山が描かれており、担任の先生が心を込めてくださったことが伝わってきました。そして子どもたちが、丁寧に感想文を書いてくれたのみではなく、色とりどりの色を塗ったり、イラストを描いてくれたことも、とてもうれしく思いました。

　

　この感想文は、弊社の大会議室に掲示します。子ども達と過ごした貴重な時の記憶を忘れないようにしたいと思います。