日々の出来事
田島御嶽神社 鎮火星祭大祭
毎年12月19日午後1時から、さいたま市桜区にある田島御嶽神社で鎮火星祭大祭が斎行されます。
木曾は10日頃から雪が降り寒い日が続いていましたが、さいたま市は全く雪がなく、快晴で暖かく、お祭り日和でした。受付を済ませてから、境内を歩いて回りました。今年は写真のように朱塗りの色が鮮やかなので、山田國光宮司(田島一心講講社長)に伺ったところ、自ら塗ったということでした。
予定通り、午後一時から神殿で神事が始まりました。山田宮司から、「鎮火星祭大祭、火渡り神事は一年のけがれを火に鎮め、来る年の星供をお祭りし、厄除けと開運を祈るために行われます」というお話がありました。今年の木曽地域は災害続きで大変だったので、神事の中で、木曽地域の厄を火に鎮め、来年が良き年であるように、祈願いたしました。
神殿での神事の後、外の広場で火渡り神事が行われました。山田宮司が、積み上げられた松の周りを、4回、作法・行法(御祓い、火打石を打つ、巻物を広げて表面を向ける、九字を切る)をしながら回りました。神殿から運ばれてきたロウソクの火を使って、積み上げられた松に火が点灯されました。
途中からの様子は下の動画で見ることができます。私も靴下を脱いで火渡りをしました。
信者の方たちとの直来に参加し、山田宮司、役員の方や信者の方たちとお話をしました。別の講社の信者の方もおられ、子供のころから御嶽山に登拝に行っていたが、所属の講社が途絶えたので、今後は田島一心講の御嶽山登拝に参加することにしたというお話をされました。山田宮司と役員の方からも「噴火で大変だと思うが、寒参りにはたくさんの人で行く」という暖かいお言葉を戴きました。
田島御嶽神社のホームページ: http://ontake-tajima.jp/