木曽の便り
御嶽山開山祭
毎年7月10日に御嶽山の頂上で開山祭があります。
朝5時頃に家を出たときは雨が降っていませんでしたが、6時半に王滝口七合目の田の原高原に着いたときは、雨が激しく降っていて、駐車場には数台の車しか駐車していませんでした。
御嶽神社の滝宮司に電話をしたところ、八合目の金剛童子の手前まで登っているが、風が強く吹いていて危険なので、登頂は断念し、下山するということでした。
そこで、剣ヶ峰頂上奥社にいる武居宮司に参加できないとお詫びの電話をし、大黒天と遥拝所でお参りをしました。
その後、登山道入り口の御嶽神社社務所に戻り、滝宮司が戻って来るのを待ちました。
社務所は6年前に建て替えられ、上の写真のように2階に御嶽山に面した神殿があります。
右側の壁には地元の山下勝彦画伯が描いた龍の絵が飾られています。
滝宮司が戻ってきたので、9時からこの神殿で開山祭が斎行されました。
頂上には昨日登った人たちがいるので、9時から王滝頂上、10時から剣ヶ峰頂上で開山祭が斎行されたようです。
昨日、南木曽町で大雨による災害があったときなので、激しい雨と強い風の吹く中の登山中止はやむを得ないと思います。