木曽の便り
御嶽山合同開山祭
木曽町と王滝村が交代で開山祭を行っており、今年は木曽町観光協会主催で、黒澤口登山道の出発点である御岳ロープウェイで御嶽山合同開山祭が行われました。
天気も良く、御嶽山の頂上は雲に隠れていましたが、写真のようによく見えました。手前の花壇は三岳小学校の生徒が植えている個所もあるようです。
11時から式典が始まりました。行政の首長をはじめとする関係者、各種団体、企業代表者、木曽町三岳の人たちに加えて、今年から登山者も加わって開山祭が行われました。自民党の後藤茂之先生も参加されました。
神事の後に木曽町町長、王滝村長、両観光協会長によるテープカットがありました。
その後に大桑村の人たちが間伐材のヒノキを使って制作した手製のアルプホルンの演奏がありました。例年、7月10日の王滝頂上開山祭でもアルプホルンの演奏がありますが、懇親会の席で指揮者の田中昭三氏(84歳)に聞いたところ、演奏者も高齢となってきたので、残念ながら今年から頂上で演奏を聴くことができないようです。
続いて木曽町三岳の人たちによる太鼓の演奏がありました。 今日は平日なので、参加できる演奏者が少ないということでした。
外での行事がすべて終わり、懇親会が始まりました。面識のある中津川市の青山 節児市長がおられたので、少しお話をしましたが、御嶽山について実際に自分の目で確かめたかったので参加したということです。私の記憶では中津川市に編入された加子母村から登ることができる三浦山(拝殿山)には御嶽4門の内の南に位置する遥拝所があり、御嶽信仰とは関係の深い地域です。
明日は登山道整備のために御嶽山に登ります。