日々の出来事
出尻一里塚跡の石碑除幕式
今日は朝から暖かく、良い天気でした。
10時からの出尻一里塚跡の石碑除幕式に出席するために、現地に向かいました。おおよその場所は分かっていましたが、旧中山道沿いに行って、指定の駐車場に車を止めて周りを見回しても誰もいないので、不安を感じながら国道19号に出て歩いていたら、木曽町の教育長さんと出会い、ほっとしました。坂道を少し上がって行ったら、石碑があり、参列者と新聞記者が集まっていました。しばらくしたら、石碑に刻む銘文の最優秀作品を書いた小椋春奈さんとご家族の方たちが来ました。
10時から除幕式が始まり、主催者として挨拶をしたあと、小椋さんを含む参列者で除幕をしました。写真のように立派な石碑が披露されました。小椋さんもご家族も大変うれしそうでした。
石碑の裏面には銘文作者の小椋春奈さんの名前と優秀作品を書いた西田光孝君と五月日香澄さんの名前が協力者として刻まれています。何百年も名前が残ることになるので、良い記念になったと思います。
一昨年から木曽街道にある22の一里塚跡のうち、10か所の一里塚跡に石碑を設置し、目印機能の復元をしてきましたが、出尻一里塚跡が最後です。木曽町教育委員会の渡辺さんが、所在地について綿密に調べてくれました。国道とJR中央線の間に一里塚があったようで、今は見る影もありませんが、渡辺さんは、せめて国道脇に設置したいと国土交通省と交渉し、旧中山道と国道の交わった国道脇に設置することができました。このように地元の方たちの協力により、石碑の設置ができて本当に良かったと思っています。
旧中山道をウォーキングして回る人たちにも良い目印になると思います。