木曽の便り
お茶壺道中
毎年、6月の第一週の週末に奈良井宿場祭りがあります。
江戸時代に将軍家御用の宇治茶を茶壺に入れて京都・宇治から江戸まで駕籠に乗せて運んだ行事を「お茶壺道中」と呼んだようです。
日曜日の午後、江戸時代の衣装を着て写真のようにお茶壺を駕籠に乗せて運ぶ行列が、奈良井宿の中を練り歩きます。お茶壺道中の旗竿を掲げた人の後に、奴と侍の衣装を着た若者の行列があり、その後に駕籠が続きました。しばらくして、熟年層の奴と侍の一団が、元気いっぱいに大きく足さばきをしながら練り歩いてきました。この一段の中に塩尻市の小口市長がいました。毎年、参加しているようです。