木曽の便り
お礼参り
毎年1月に御嶽信仰の信者が寒参りに御嶽山麓に来ます。御嶽山麓にある弊社の王滝店、里宮店にたくさんの信者の方に立ち寄っていただいています。
今年の1月前半は雪がなく秋にお参りしているような感じだとおっしゃる方もおられました。ところが、後半には大雪の日があり、一面の銀世界になりました。
1月の直営店の商売が無事終わったことに感謝して、2月2日にお礼参りをしました。最初に王滝口の御嶽神社別殿で祈祷していただきました。そのあとで里宮に行き、右の写真のように雪で覆われた三百余段の石段を登り、社殿にお参りをしました。一気に登りましたが、足の痛みもなく、今年は体力は大丈夫と安心しました。お参りの後社殿の前で社員と記念撮影をしました。
この後に普寛行者、一心行者、一山行者の3霊神の巨大な石碑のある講租本社をお参りし、続いて一心行者を祀る一心堂をお参りしました。更に十二権現をお参りし、八海山神社をお参りしました。八海山神社はスキー場に隣接していますが、スキー客が誰も乗っていないリフトが動いていました。ここから戻り、十二権現のあたりから昔の参詣道に入り、王滝口を開山した普寛行者の分骨が収められている普寛本堂に行きました。亡き小谷さんの奥さんが出迎えてくれて、熱燗とおつまみでもてなしてくれました。
休憩後に、雪道を滑らないように注意しながら歩いて清滝に向かいました。
清滝は左の写真のように、滝の水が氷柱となっていました。ここでもお参り後に記念撮影をしました。
その後で車で弊社王滝店に行き、百楽庵で昼食のそばを食べました。
昼食休憩後に黒澤口御嶽神社里社の八十余段の石段を上り、お参りをしてお礼参りが終わりました。
夕方から木曽福島の浪漫の宿蔦屋で打ち上げ式をして、皆で無事寒山の商売が終わったことを祝いました。