日々の出来事
御嶽神社太々神楽
毎年1月4日の午後1時半から御嶽神社太々神楽保存会による初奉奏祭が黒澤口御嶽神社別殿であります。
保存会の総会の後に、別殿に行くとすでに地元の小学校の生徒たちが座って待っていました。小学校の校舎は木造の素晴らしい建物ですが、生徒数が減って2年生は3名しかいないのと女生徒の数の方が多いようです。
太々神楽は約290年の歴史があり、12種類の演目がありますが、全部を演じると長時間になってしまうので、毎年4演目を演じ、3年ですべてを演じるようになっています。
今年は、舞台舞(ぶたいまい)、神子舞(みこまい)、大宝(だいほう)、三剣(さんけん)です。上の写真は大宝です。
右の写真は最後の三剣で、約30分の演舞です。「3名により担当と長刀を用いた舞を繰り返すことで、天地四方を払い清め、神のご加護を戴かんとする神楽」ということですが、中には片足で跳んだり、3人が輪になって剣を持ってつなぎ、つないだ剣の上を一人が飛び越えるというような激しい動きがあります。動画でお見せしたかったのですが、なぜかYouTube形式への変換がうまくいかないので、でき次第掲載する予定です。
昨年までは小学生は途中で退席しましたが、今年は最後まで熱心に鑑賞していました。1年生でとても姿勢の良い女の子がいましたが、最後まで背筋を伸ばした姿勢で見ていたのには感心しました。