木曽の便り
世界に二つとない遊具の贈呈式
10月2日(日)に木祖村のこだまの森で、東京大学名誉教授の畑村洋太郎先生が危険学プロジェクトで開発した3つの遊具を木祖村の栗屋村長に贈呈する式典がありました。
遊園地などから危険であるとして撤去された箱型ブランコ、遊動円木、回旋塔(絶滅3遊具)の代わりに開発された、リンク型ブランコ、新型遊動円木、回転ホッピングシーソーが寄贈されました。設置されていたリンク型ブランコと新型遊動円木が披露され、こだまの森にいた子供たちが早速楽しんでしました。
宮田村商工祭で、今年開発された回転ホッピングシーソーがお披露目されました。家族連れの親子や子供同志で回転しながら2メートル上下する宇宙遊泳のような動きを怖がらずに楽しみ、異口同音に「楽しかった」と言っていました。
一組2分間だけでしたが、45分待ちの行列ができても、じっと順番を待っていました。左の動画は畑村先生と宮田村の子供が乗っているところを撮影したものです。楽しさが伝わってくると思います。
回転ホッピングシーソーは夕方にこだまの森に輸送され、3日に設置されることになっています。
電力がなくても人力だけで動く世界に二つとない遊具は、こだまの森の呼び物になると期待しています。
関連ブログ: https://hino-seiyaku.com/blog_hino/2011/07/post-272.php