中山道の木曽地域内の一里塚跡に設置する予定の石碑に刻む銘文を地元の子供たちに書いてもらうことにしています。8月14日にB4サイズの用紙に書いた作品の選考会を行いましたが、審査員の先生から石碑の原寸大の用紙に再度書いてもらい、手直しの指導をして磨き上げた作品を刻んだほうがよいというご意見があったので、選考会の優秀作品を書いた木祖村と旧楢川村の子供たちに集まってもらい、永島玄谷先生の指導会を行いました。

石碑の原寸大の用紙に先生が左の写真の手本を書き、それを参考にして子供たちは最初に一里塚跡を書きました。先生から手直しを受けて、書き直しをすることを繰り返し、次第に立派な作品になっていきました。子供たちの集中力と熱意は素晴らしく、先生から指摘を受けるともう一枚と新たな用紙に書きます。

一里塚跡の作品が出来上がると名称を小さな用紙に書きました。これも手直しを受けては繰り返して磨きがかかります。

最後に自分の名前を書きました。

2時間の予定でしたが、子供たちの熱意から3時間に及ぶ指導会になりました。右の写真のように素晴らしい作品が出来上がりました。この中から各地区の最優秀作品を石碑に刻むことになります。石碑の裏面には銘文作者の名前も刻む予定です。今日の子供たちの熱意に応えるために准作品の子供たちの名前も協力者として刻むことにしました。