日々の出来事
東日本大震災原発事故の講演会
9月1日(木)に友人の東京工業大学原子炉工学研究所の二ノ方壽教授の講演会が学士会館でありました。少し早めに会場に行ったら、会議室前のロビーに与謝野前大臣が座っていたのでびっくりしました。別な会議室で政治家の勉強会があり、その来賓だったようです。
二ノ方教授は日本原子力学会の事故分析分科会や米国原子力学会の事故調査特別委員会の一員であり、大震災後に起こっていることについての話をしてくれることになっていたので、約120名の聴衆で会場はいっぱいでした。6時半から会食があり、三鷹寮の同期の仲間がいるテーブルで二ノ方教授と少し歓談をしながら食事をしました。
7時ごろから講演が始まりました。原子力発電の仕組みや原子炉の構造などの基本的な話の後で、起こった事象について専門家はいつの時点でどのように判断していたかや、問題点及び今後取り組むべきことなどについて約2時間にわたって熱のこもった説明がありました。興味深い内容なので時間がたつのを忘れるほどでした。具体的な内容については、間違いがあるといけないので記述は控えます。
2次会には二ノ方教授を含む約10名が参加して、飲んだ勢いもあって、質問だけでなく、各自が感じたことや熱心のこもった話し合いがありました。