日々の出来事

サマーコンサート in 学士会館

Summerc1.jpg(サマーコンサート in 学士会館)

8月22日(月)に東京に出張しましたが、日中の用事が終わった後、学士会館で催されたサマーコンサートを聴きに行きました。開演の五分前に会場に行くと既に観客がいっぱいでした。

第一部は東京芸術大学の佐野靖教授の解説とピアノ演奏のもとに、参加者全員で故郷や四季の唱歌を歌いました。佐野教授の軽妙でユーモア溢れる各曲の解説と歌い方の指導の下に、和やかに懐かしい唱歌の斉唱をすることができました。

第2部は東京芸術大学出身の若手による日本の歌と世界の名曲のコンサートでした。最初に声楽家の佐藤容子氏と布施雅也氏によるオペラ椿姫から「乾杯の歌」の二重唱で幕を開けました。続いて佐藤容子氏が荒城の月等の唱歌とオペラ「ジャンニ・スキッキ」より「私のお父さん」の独唱をしましたが、声量豊かな素晴らしい歌唱力にうっとりと聞き惚れました。続いてピアニストの前田拓郎氏によるリストの「愛の夢 第三番」と「ハンガリー狂詩曲 第二番」の見事な指使いの素晴らしい演奏がありました。前田氏は、独奏だけでなく、歌唱の演奏もされておられました。続いて布施正也氏による宵待ち草などの大正時代の唱歌と武満徹氏の唱歌、「オーソレミオ」の素晴らしい独唱がありました。最後に佐藤氏と布施氏のエンディング二重唱「Time to say Goodbye」がありました。そのあと観客全員に二人の声楽家も加わって故郷の斉唱をして閉演となりました。

あっという間に二時間のコンサートが終わったという感じで、素晴らしい歌声とピアノ演奏に堪能した一夜でした。


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