日々の出来事

規制仕分け

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3月6日(日)に五反田のTOCで行政刷新会議ワーキンググループ「規制仕分け」が行われました。午後3時半から「一般用医薬品のインターネット等販売規制」の仕分けが行われることになっていたので、会場に3時少し前に着いて、受付を済ませ、前の仕分けの様子を見ながら待ちました。

3時20分ころに会場に行き、私が会長をしている全国伝統薬連絡協議会の会員会社の管理薬剤師が行政刷新担当の側の証言者となったので、私も付き添いの形で参加しました。蓮舫大臣をはじめとする民主党の議員の方々と評価者が席に着き仕分けが始まりました。

最初に一昨年6月に施行された一般用医薬品販売制度について厚生労働省から説明があり、続いて行政刷新ワーキンググループから仕分けのポイントの説明がありました。行政刷新担当側の資料に全国伝統薬連絡協議会の「伝統薬の生き残りをかけた切望」から3ページ掲載されていました。

続いて、厚生労働省側の証言者の発言の後、当方の管理薬剤師が伝統薬の通販でいかにお客様の安全・安心に配慮して応対を行い、10分以上お客様の相談に受け答えするので、対面以上にお客様から信頼を得ていると証言しました。説得力があり、販売現場の実態が評価者によく伝わったのか、度々発言が求められましたが、的確な応答で好印象を与えたと思います。

活発な議論がありましたが、全く原点に戻って、店舗での対面販売を含む全ての販売方式について安全・安心の観点で問題がないかどうかを検証し規制をすることになりました。長らく、政府要人、厚生労働省、行政刷新担当に働きかけてきた全国伝統薬連絡協議会の主張が反映されたものであり、感無量です。仕分け後、別室で蓮舫大臣とお会いして、少しお話をしました。仕分けの結果は25日に閣議決定されるようです。

仕分けの詳細は下記URLでご覧になれます。
http://www.shiwake.go.jp/shiwake/2011-03-06.html


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