木曽の便り
善光寺御開帳
4月17日(金)に会議で長野に行ったついでに、善光寺に行ってきました。
善光寺本堂に安置されている御本尊の一光三尊阿弥陀如来は、善光寺縁起によると白雉5年(654)に遷座されたということです。その後、鎌倉時代に御本尊の御身代わりとして前立本尊が造られました。前立本尊は、中央に阿弥陀如来、向かって右に観音菩薩、左に勢至菩薩がひとつの光背の中にお立ちになっています。普段は御宝庫に安置されていますが、七年に一度の御開帳の時に、お姿を拝することができます。
善光寺の本堂の前には写真のように高さ三十三尺の回向柱が立っています。この回向柱に触れると阿弥陀如来様と縁が結ばれ極楽往生がかなうということです。
仲見世のあたりで、善光寺住職のお上人さま(女性))が、参道に立ち並んだ人たちの頭を数珠で撫でて功徳をお授けになる「お数珠頂戴」の儀式をなされながら、本堂に向かわれていました。私も低頭して数珠で頭をなでてもらいました。
本堂の中に入ると人で一杯であったので、阿弥陀如来を拝むことをあきらめ、高校時代の友人の山本さんが社長をしている「たきや」で線香を購入し、山本さんと近況を話してわかれました。