木曽の便り

田島御嶽神社星祭

Tajimai1.jpg(田島御嶽神社星祭)

金曜日(12月19日)にさいたま市の田島御嶽神社の鎮火星祭大祭に招かれて参列しました。写真のように雲ひとつない快晴の中、午後1時から神殿で大祭が始まりました。突然の指名を受けて、後援会長の後に信者の方々に挨拶をいたしました。日野製薬の前身の日野屋が旅籠であった時代に御嶽山を開山した普寛行者の最後の弟子の一心行者が定宿にしていたという御嶽信仰との縁と、当社の伝統である「おもてなしの心」についての話をしました。その後神事が執り行われました。玉串奉天の後で外に出て、火渡りの神事が始まるのを待ちました。

Tajimai2.jpgしばらくして祈祷が始まりました。その後で、山田國光宮司が巻物を広げて積み上げられた松に表面を向けて回り、更に九字を切って回りました。恐らく、安全に火渡りの神事が行われるようにするための行法と思います。

神殿から運ばれてきたロウソクを使って、積み上げられた松に火が点灯されました。最初は煙が立ち込め、燃え尽きたわらの灰が風に乗ってきて、頭や洋服に降り注いできましたが、しばらくして写真のように大きな火柱になりました。点灯してから燃え尽きるまで、山田國光宮司は鈴を鳴らし、祈祷を続けました。

下火になってきたところで、火渡りができるように大きな竹の棒で燃えかすが均されました。

下の左の写真のように、まだ火がくすぶっているところで、山田宮司が火渡りをしたのにはびっくりしました。その後で丹念に塩がまかれて、一般の信者が火渡りが始まりました(下右の写真)。

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