木曽の便り

秋季大祭

10月に入ると各地で御嶽信仰の教会・講社の秋季大祭が斎行され、当社も招待されて幾つかの大祭に参列いたします。

先週24日(金)に木曽町三岳の御嶽神社若宮で木曽御嶽本教による祖霊殿慰霊大祭が斎行されました。例年は覚明社から若宮まで当番地区の先達・信徒を中心とした行列がありますが、朝から時折激しい雨が降ったので、中止になり、9時半から武居管長斎主のもとに神事が始まりました。各教会・講社ごとに祀られている代表霊神名と霊神数が読み上げられ、総計約1万柱の慰霊がされました。
大会委員長の田中小一郎先生は挨拶の中で色々と示唆に富むお話をされました。例えば、木魚の文字に何故魚という字が使われているかについて、魚は四六時中目を閉じることがないので、眼を覚ませとか、修行に精進しなさいという意味があると説明されました。普段何気なく使っている言葉に深い意味があるということを再認識されました。

Narah081.jpg26日(日)に御嶽教奈良本宮で秋季大祭が斎行されました。11時頃に最寄の学園前駅に行き、迎えのバスに乗って奈良本宮に行きました。
当社はお祭に協力して26日から3日間、出店とそばの試食サービスを提供しています。

12時から予定通りに村鳥管長斎主のもとに神事が始まりました。この神事の中では舞と護摩焚きがあります。

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村鳥管長は挨拶の中で「桃栗三年柿八年」ということわざの続きについて説明されました。「柚は九年の花盛り、梅は酸いとて十三年」という言葉が続くということでした。

このように大祭に参列すると色々と教えられことがあります。


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