木曽の便り

御嶽山大御神火祭

Gojinka01.JPG(御嶽山大御神火祭)

昨日夜8時からから御嶽教の大御神火祭が現在造成中の御嶽山木曽本宮(仮称)で斎行されましたた。

昨年までは王滝村の御嶽スキー場の駐車場で深夜の午前零時から大御神火祭が斎行されたので、御嶽教の人を除くとその様子を知る人はごく僅かでした。

7時頃に祭場に着くと既に沢山のバスと車が駐車しており、御嶽教の人たちが沢山集まっていました。来賓も例年は開始時間間際に来た人が多かったが、今年は7時10分頃には殆どの来賓が顔をそろえました。

Gojinnka03.jpg7時半に花火が上がり、松明行列が広場を一周し始めました。右の写真は神殿造成予定地の鳥居の辺りから撮影したものです。手前の篝火の向こうに松明行列とその向こうに国道19号を行く車のライトが写っています。

一周が終わり村鳥管長をはじめ斎員の方々が祭壇に着席し、御神火祭が始まりました。今年は三重県が当番で天神教会の近藤教会長が団長で、三重県教区から沢山の信徒の方々が参加しました。村鳥管長斎主のもと神事が粛々と執り行われました。三重県教区の二人のお子さんのお神楽の舞いもありました。来賓として玉串奉天をしました。

Gojinka02.JPG眼長講による手筒花火が上げられました。今年は間近に見ることができたので、写真のように非常に迫力がありました。

広場に積み上げられた斎木で作られた3つの円柱に「なごみの火」が点灯され、見事な御神火の火が上がりました。例年は遠くなので点灯の様子が良く見えずませんでしたが、一段と高い鳥居の辺りから見ていたので、一部始終を良く見ることができました。火が燃え盛るにつれ後ろに下がりたくなるくらい暑くなりました。

一段落したところで、神事が再開され、無事御神火祭が終わりました。

初めての会場での御神火祭なので、管長をはじめ奉仕団や青年部の方々および造成にあたった業者の人たちは準備が大変だったと思います。


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