木曽の便り
東京の御嶽神社
前々回のブログで東京の御嶽神社について触れましたが、書物の情報だけでなく、実際に行ってみようと思い、この週末の上京の間に行ってきました。
五反田から東急池上線に乗って御嶽山駅で下車して、商店街を通り抜けると右手に御嶽神社がありました。木がうっそうと茂っていてかなり広い敷地の中に、神社の立派な社殿があり、お参りをしました。
傍らに、「百里を行く者は90を半ばとす(戦国策)」という言葉を書いたしおりがありました。私も9割終わったかなと思ってから、最後の仕上げまでが結構気が抜けず大変であった経験があるので、このしおりの言葉は納得できました。
「御嶽の歴史(生駒勘七著)」によると、御嶽神社となる前は一山行者が開いた霊場であったということなので、何かそのことを示すものがないかと見渡したら、神社の社殿の左側に「一山霊神事蹟」を記述した案内板(下の写真)があり、その奥に一山霊神を祀った社殿がありました。
5時過ぎに参拝したので、社務所には人影も無く、御嶽神社のいわれなどを詳しく聞くことも資料の入手もできず、残念でした。