木曽の便り

合同開山祭

Otkgokai.jpg(合同開山祭)

毎年7月1日御嶽山の合同開山祭が開催されます。これは御嶽山の王滝口と黒沢口の2つの登山道を開くお祭りで、王滝村と木曽町三岳(旧三岳村)が合同で行うようになっています。地元の関係者、行政、行政機関の人たちが参列します。今年は王滝村の当番で、田の原高原の登山口で開催されました。

今年は御嶽神社の社務所が写真のように檜作りの立派な建物に改築され、9時半から竣工式が行われました。地元および御嶽信仰の信者の約30名が列席しました。当社の改築事業への協力に対して、御嶽神社から感謝状が贈られました。この社務所は御嶽山を背にしています。2階には祭壇のある広間があり、御嶽山に正対して、神事ができるようになっています。

幸い雨が降らなかったので、11時半から外の広場で御嶽山に向かって、合同開山祭が執り行われました。標高2200メートルなので少し肌寒く、曇っていたので、残念ながら御嶽山を遥拝することはできませんでした。最初に神事が行われ、その中で地元で継承されている太々神楽(だいだいかぐら)の剣舞がありました。神事が終わった後で、王滝村の小学生による太鼓の演奏がありました。低学年の児童もいて、一所懸命太鼓をたたいている様子は、微笑ましいかぎりでした。その後に、登山道入り口で大桑村の人たちによるアルプスホルンの演奏がありました。丁度下山してきた登山客も思わぬ演奏に耳を傾け、写真撮影をしていました。今回初めて知りましたが、このホルンは間伐された檜を使って、大桑村の人たちが製作しているということです。http://www.chunichi.co.jp/kodomo/report/20040215.htm 

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