日々の出来事

普通救命講習会

Savepers.jpg(普通救命講習会)

御嶽山麓にある当社直営店にお立ち寄りのお客様が山で怪我をしたとか、気分が悪いという時に、お客様を木曽病院までお連れするということがあったので、救急措置の仕方を学習しておいた方が良いと考えていました。これは会社だけでなく、家庭においても社会の一員としても役立つことなので、地元の消防署から3名の講師に来ていただいて、普通救命講習会を行いました。

最初に概要の説明を受けてから、3班に分かれて実習を行いました。2人ペアで人形を使って、一人は心肺蘇生法の実施(人工呼吸2回と胸骨圧迫30回を繰り返す)をし、もう一人はAED使用の実施をしました。心肺蘇生で意外と難しかったのは、気道を開いて鼻をつまんで人工呼吸をすることでした。息を送り込めると人形の胸部が上昇するので、うまくいったかどうか分かります。AEDは電源をオンにすると、ガイドメッセージが流れ、その指示に従ってやればよいので簡単ですが、電極パッドを貼り付ける前の確認(ネックレスを装着していたらはずすなど)をすることと、貼り付ける場所を間違えずに手際よくすることが重要です。

救命率.JPG左図の時間の経過と救命の可能性のグラフをご覧になっていただくと、119番に連絡してから救急車が到着するまでの時間(6~10数分)に心肺蘇生措置をすることの重要性が理解できると思います。今回の講習会で習得したことを緊急事態の場面でうまく活用できるように、時々復習することにします。


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