木曽の便り
社叢学会研究会に参加して
昨日、木曽御嶽本教霊峯会館で開催された社叢学会の中部支部の研究会に参加しました。何の学会かも理解しないまま急に出席することになったので、社叢(しゃそう)を広辞苑で調べたら、「神社の森」という意味でした。どのような学会かは後に趣意書からの抜粋を記載してあるので、参照して下さい。
約20名の学会員が参加した研究会で、お子様連れの学会員も居られました。
最初に、御嶽神社里宮の神殿の中に入っての正式参拝がありました。里宮には珍しい絵馬があるので、この機会に撮影しました。
研究会が始まり、武居木曽御嶽本教管長から御嶽信仰の歴史の説明があり、引き続き、地元の講師達が木曽の檜と伊勢神宮遷宮、木曽の森林、御嶽山麓の森林について説明しました。私も百草の歴史や木曽ユネスコ協会の「木曽丸ごと夢づくり活動」の説明をしました。
最後に林進岐阜大学名誉教授のお話がありました。
来年5月の社叢学会の総会が木曽で開催されることになったので、是非協力したいと考えています。
社叢学会の趣意書には「鎮守の森を始めとする社寺林、塚の木立、ウタキなどについて、関連する諸学の垣根を取り払って調査研究を進め、地域に密着した新しい学問の創造と社叢の保存・開発を目指して設立された」とあります。