日々の出来事

作り手の思い:百草丸について 社員座談会

日野百草丸 社員座談会3(作り手の思い:百草丸について 社員座談会)

この度、社員座談会を開催しました!
第一弾は、弊社の主力製品である胃腸薬の「百草丸」がテーマです。
普段は工場での製造と品質管理に従事する製造部の社員が集まり、普段あまり機会のない自社の製品への思いを、作り手の立場でざっくばらんに語り合いました。
常日頃から仲の良い製造部の社員たちですが、思いもよらぬ話が飛び出たりして、楽しい時間となりました。

 
******** 社員紹介 ********

H:【工場勤務】入社18年目のベテラン社員。大阪出身。50代。趣味は登山・スキー。
S:【工場勤務】入社30年目のベテラン社員。長野県木曽郡出身。40代。趣味は食べ歩き。
K:【工場勤務】入社30年目のベテラン社員。長野県木曽郡出身。50代。趣味はスポーツ鑑賞(主に、野球・ゴルフ)。
G:【工場勤務】入社10年目の工場若手ホープ。長野県木曽郡出身。20代。入社前に日野製薬でアルバイト・パート社員を経験し正社員に。趣味は手先を使うような細かな作業や、DIYでの物作り、ドライブ・ツーリング。
O:【品質管理勤務】入社11年目の品質管理若手ホープ。長野県上伊那郡出身。40代。趣味は新聞を読む事。
司会
 
******** 座談会 ********

百草丸とは

司会
今日は百草丸について語り合いたいと思います。
はじめに百草丸はどのようなお薬ですか?
H
一家に一本みたいなお薬です。
G
長野県では昔からある、一般的で伝統的な薬です。少し苦味があります。
O
胃腸薬です。成分として自然の天然物を使っています。
H
都会で働く人にとってみると懐かしい薬なのかもしれません。そういうお話はお客様から聞きます。懐かしいというイメージはあるかもしれません。
S
黒くて丸い小さな粒の胃腸薬ですかね。たまにお店で勤務していると、正露丸みたいな薬ですね、と言われます。そんな時は、はい、そうですね、似ていますね、と答えています。笑 ただ正露丸は下痢止めなので百草丸とは少し違いますね。
司会
正露丸は下痢、食あたり、水あたり等に効くようですね。一方、百草丸は、食欲不振、胸やけ、胃もたれ、食べ過ぎ、飲み過ぎ、等々なので違いがありますね。
<ちょっと補足> 百草丸の効能・効果
日野百草丸の効能・効果は下記のとおりです。自然の生薬が胃腸の不快な症状を和らげ、無理なく改善に導きます。
食欲不振(食欲減退)、胃部・腹部膨満感、消化不良、胃弱、食べ過ぎ(過食)、飲み過ぎ(過飲)、胸やけ、もたれ(胃もたれ)、胸つかえ、はきけ(むかつき、胃のむかつき、二日酔・悪酔のむかつき、嘔気、悪心)、嘔吐
詳しい説明をよく読んで服用下さい。

 

百草丸の他の胃腸薬との違い

司会
百草丸が他の胃腸薬と異なると思う点はどこですか?
G
うちの百草丸の場合、わざと苦くしています。それが一番違うと思います。今は、一般的に飲み易くしていく方向がほとんどだと思いますが、日野製薬はそうしていないです。
K
私もそこだと思います。丸剤を作る過程で段々苦くなるわけではないです。丸剤が出来てから、最後にオウバクチンキを吹きかけて更に苦くしています。
<ちょっと補足> 苦味と芳香を活かした薬づくり
百草丸の主成分のオウバクエキスは苦味と香りが胃腸の機能を高める苦味健胃薬ですが、丸剤にすることで、この生薬固有の効果が閉じ込められてしまいます。苦味と香りは、人の味覚・嗅覚を刺激し、胃の働きを活発化させます。この自然な人の体の働きを活用するため、弊社では最終仕上げの際に、オウバクチンキによる二次コーティングを実施しています。

 

司会
他に何か異なる点はありますか?
H
製丸の時に、人が機械から落ちてくる丸剤の丸さを見ていることではないかと思います。そんな薬はあまりないと思います。弊社では錠剤も作っていますが、そんなことはしていません。錠剤は、サンプリングして硬度等の検査はしますが途中で機械の調整は殆どしません。百草丸は作るときに見ながら機械を調整しています。そんな感じで作るものはどんどん少なくなっているように思います。人間の手がかかっているという事は違う点だと思います。
O
天然物で作っていることだと思います。これは感じ方かもしれませんが、即効性といより、穏やかに効きます。また丸剤自体が珍しいのではないでしょうか。手作業で作っているため、真球ではなく、形がそれぞれです。
K
様々な作業に一人一人の手がかかっています。

百草丸と信州木曽地域

H
木曽の人は、子どもの頃からやはり胃腸薬といえば百草丸ですか?
SG
そうです。
G
これを飲んでいたら何でも治ると言われていました。風邪をひいても百草丸。何かあれば百草丸。笑
K
子どもの頃からずっと飲んでいます。なじみのある、生活になくてはならないものです。今も飲んでいます。百草丸を飲むのが生活の一部です。子どもの頃からなじみがあります。
H
Kさんが一番飲んでいるよね。笑
H
Oさん(上伊那郡出身)は百草丸を子どもの頃から知っていましたか?
O
子どもの頃は全然知りませんでした。
H
えー!伊那の方では知らないのか?
O
自分の家だけかもしれません。そもそも胃腸薬を飲まなかったです。
H
伊那は木曽から近いと言っても峠を超えた向こう側。昔はトンネルもなかったからかなぁ。それでかな。それにしても知らなかったのは驚きました。
<ちょっと補足> 百草丸のはじまり
「百草丸」は、江戸時代から伝わり、木曽御嶽山のご霊薬とも称された胃腸薬の「百草」に複数の生薬を加えた丸剤です。昭和20年代に初代百草丸が発売されました。それ以来時代を越えて、配合する生薬や製造方法の改善を重ねて、現在に至っています。

百草のルーツ

S
昔は親戚が来ると、百草のことを「だらすけ」、「だらすけ」と言っていました。お盆に家に来ると必ず買って帰っていました。
G
自分の近所の人も「だらすけ」、「だらすけ」と言っていました。お店に勤務しているときに、お客様から「奈良にある陀羅尼助に似ているね」と言われたこともあります。
K
うちの親からも「だらすけ」と言われていました。いまだに、親は「だらすけ」と言います。非常に思い出深いです。
司会
私も母から、子供時代に周りの大人たちが百草のことを「だらすけ」、「だらすけ」と呼んでいた、と聞いたことがあります。百草のルーツは陀羅尼助ではないかと言われていますからね。面白いですね。
<ちょっと補足> 百草のはじまり
日野製薬の代表的な製品である「百草」の由来には、地元の言い伝えで諸説あります。
・修験者の普寛行者あるいは普寛行者の高弟が、村人に製法を伝授したという説
・御嶽山に修行に来た奈良県大峰山の修験者が陀羅尼助をもたらし、村人が苦心して再現したという説  
御嶽山の修験者と関わりが深く、「百草」を「ダラスケ」と言う人もいました。
百草の名前の由来は、中国古代の医薬の帝王・神農氏が「百草(百種類の草)を嘗めてその薬効を試した」という故事から引用し、「百の病に効果がある」または「百種類の薬草を合わせた物ほどの効果がある」ことから名付けられたといわれています。

日野百草丸 社員座談会1

 

社員の百草丸服用事情

司会
百草丸を飲んでいますか?飲んでいる人は挙手してください。
HSKG
(挙手)飲んでいます。
司会
どんな時に百草丸を飲むのですか?
H
お酒を飲む前です。胃腸の調子が悪い時に飲むことはほとんどありません。胃腸の調子が悪くならないように飲みます。今日は一杯飲みそうだな、という時に百草丸を飲みます。以前、松本で昼から晩まで飲んだことがあります。その時は全然酔わなかったです。あらかじめ百草丸を飲んでいたからかなと思いました。
S
途中から酔っぱらって水を飲まされていたのでは?笑
G
自分も飲む前です。あとは食べ過ぎた時です。
S
最近は飲み会もないから飲まないです。私自身も年に何回かしか飲みません。胃腸はすこぶる丈夫な方です。
O
自分は飲み会の前も飲みません。食べ過ぎた時に飲むことがあります。
K
私は朝起きていきなり飲みます。お湯で百草丸を飲んで一日が始まります。昼も飲むことがあります。夜も飲みます。夜は2回の時もあります。まず家に帰って飲んで。その後も寝る前に食べ過ぎたりすると飲みます。
H
百草丸だけじゃなく、百草も飲んでいますよね?
K
飲んでいます。
O
なぜそんなに飲むのですか?
K
そういう流れになっている。仕事柄と言う事もあるかもしれません。飲んだり、なめたり、かんだりします。
H
Kさんだけですか?家族もですか?
K
母は毎日飲んでいます。朝昼晩のどこかで飲んでいます。
<ちょっと補足> 服用のタイミング
百草丸は、症状に応じて、食前、食後のいずれもお選びいただき服用いただけます。
-食前をおすすめする場合:食欲不振の場合、胃が弱っている場合、など
-食後をおすすめする場合:食べ過ぎの場合、消化不良の場合、など
健やかな胃腸の状態を保つためのセルフメディケーションに適した胃腸薬としてお役立ていただきたいと思います。

 

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百草丸の製造工程

司会
ここで百草丸の製造工程を紹介してください。
G
大きく分けると、エキス工程、製丸工程、仕上工程、包装工程があります。

各製造工程で気を付けていること・工夫していること

司会
製造の時に気を付けていることや工夫していることは何ですか?


■エキス工程

S
長いことやっているので・・・。普通というか流れになっています。ただ、どうやったら原料の生薬オウバクからエキスを沢山抽出できるかは考えています。それから百草を作る時は少しでも枚数を増やしたいので、どうしたらきれいにできるかを常に考えています。自然の生薬なので、あるものを無駄にせず、最大限製品にしたいというのがあります。
S
それから、エキスは最終的に人間の目の加減で仕上げるので、もういいかなという時を見極めるのが難しいところがあります。
H
一番難しいのはエキスを仕上げるタイミング、ですね。


■製丸工程

S
エキスと粉末生薬を混ぜる作業があります。エキスはその都度粘度が異なり、さらーっとしている時と、とろーっとしている時があります。エキスや粉末生薬の状態を見ながら、作業前に時間等を決めますが、実際にやってみて、手順の範囲内で良い具合にしたり、調整したり、ということをやっています。それはこの作業をやる人は極める必要があります。
G
製丸では、原料が無駄にならないように、不良が出ないように気を付けています。丸剤を丸くする時に、製丸機を調整し、割れたり、いびつなものが出来ないようにしています。
司会
やはり一番気にする点は丸さですか?
G
そうですね。作業者の観点では常に丸さを気にしています。それから、機械も手順を間違えると壊れるかもしれないため注意しています。原料の無駄にもつながってしまいますので。
G
製丸機はそれぞれ調整が若干異なったりします。
司会
癖があるということですか?
S
そうです。一台一台独特の癖がありますね。
G
なので、この製丸機の場合は、ここを調整しよう、と考えながら設定を調整しています。
H
一回機械を設定しても、常に同じようには出来ないです。このため一日の中で何度も確認し、調整しなおす、と言う事をやっています。


■仕上工程・包装工程

K
最終製品を作る工程なので、最後の砦。とても気を遣います。


■品質管理

O
工場のみんなが丹精込めて作った百草丸を試験に通すことを考えて、ご使用者の安心・安全のことを考えて、正確な試験結果が出るように、秤量、計測器等の取扱いをしています。
H
工場と品管の情報連携はとても大切です。品管で中間品を試験したデータについて、規格内だがこういう傾向ですよ、と連絡が来ます。そうすると工場の方で機械の設定を微調整して、製造を行います。その連携があって良い品質の製品を作ることができます。


■全体

H
自然の生薬を原料として製造する上で、感覚の世界は大切と思います。生薬は天然物のためその状態は常に変わります。産地や採取の時期だけでなく温度や湿度によっても変わります。その良さや特性を活かしながら、製品の品質を維持するために、人間の感覚は欠かせないと思います。それを常に磨いていく必要があると思っています。
<ちょっと補足> 百草丸の配合生薬
日野百草丸は7種類の生薬を配合しています。
「健胃」生薬:オウバク、ビャクジュツ、ガジュツ、リュウタン、センブリ
「整腸」生薬:ゲンノショウコ
「粘膜修復」生薬:エンゴサク

 

作り手として譲れないこと

司会
百草丸の作り手として、これだけは譲れないと思うことは何ですか?
H
作るということは手順書がありそれに基づき作業を行うということです。これについて、譲る、譲れないではないことです。
S
エキス工程から始まり、包装工程まで至ると、外に出ていく製品になります。常に自分が買う立場だったらどうか、という観点で作業をしています。
司会
お客様の立場で物事を見ているということなのですね?
K
最後に製品を出すということは、大きな責任があると思います。

 

楽であること=良い製品?!

H
製造は、毎日変わります。温度や湿度によっても違います。
司会
それが生薬を取り扱っていることの大変さですよね。
H
そうですね。それも極端に変わるのではない。昨日はこれで良かったのに、今日はダメということがあります。それなので、調節が入るということになります。
S
自分たちが楽にできていれば、きれいなものが出来ているということと思っています。何回も調整しなくても良いということは、きれいなものが出来ていることになります。例えば、製丸の時、揉み板にくっついたものをはがす作業も手間がかかります。自分たちが大変だと、きれいなものが出来ていないのかなと思います。
H
それはその通りだと思います。製造は実は、楽しよう、と考えれば考えるほど良いのです。きれいな丸剤が出来ていると、丸調整も早く終わります。
G
製丸機への延べ板の補充だけで良くなります。
H
きれいな丸剤が出来ているということは、楽が出来ているということです。楽をするために工夫するというのは大切です。忙しくなるとミスにつながります。バタバタしているとミスが起こります。落ち着いて作業するということが大切です。ミスの内容によってはものすごく大きなことになります。余裕をもって作業が出来る状態を常に目指しています。

製造の大変さ・楽しさ

司会
製造の大変なこと、楽しいことは何ですか?
O
面白いのは、先程も同じ話がありましたが、全く同じことをやっても、同じものが出来ないということです。いいものを作りたいという気持ちはいつもあるのですが・・・。
司会
自然の生薬ならではですね。
S
もう入社から数十年。何も面白いことはないです 笑
H
この人は、口ではこんなことを言っているが、一番真剣に作業をするのですよ。呼んでも、ちょっと待って、と言って来ないくらい、真剣にじーっと見て作業をしている。まぁ、たまには褒めておかないと 笑
G
製丸でも包装でも、スタートから終了まで何もなく終わると気分がいいです。
S
そう思うと、Gさんは大変だなぁと思います。包装の機械設定は私も分からないことがあります。
G
包装の機械関係は自分が一番良く知っていると思います。遠くから見て、ああ、あれで困っているかな?と思っていることもあります。でも自分が考えているところと、同じところを見ていればよしよし、と。笑
H
まぁ、聞いてばかりいると覚えないからね。

 

日野百草丸 社員座談会2

今後に向けて

司会
担当の作業について今後こうしたいと考えていることはありますか?
S
今も常に試行錯誤を繰り返しています。
G
どんな原料が来ても同じように良いものが出来るようにしたいと思っています。
K
絶えず同じものを安定して作れないといけないです。
O
私も品管としてまだまだメカニズムを解明しなくてはならない範囲があります。
H
やればやるほど気付くことが多くなり、もっとやらなくてはと思うようになります。
O
向上心が上がります。もっといいものを作ろうと思っています。

お客様に知っていただきたいこと

司会
百草丸についてお客様に知っていただきたいことはありますか?
K
非常に体に優しいと思います。そこが一番いいと思います。ご安心して飲んでいただきたいです。ちょっと苦いですけどね。とても良い薬です。優しい薬です。人の手がかかっています。機械的にバンバンとできているものではなく、人が手間をかけて作っています。
O
見た目以上に手がかかっています。ボタン操作ポチ、で出来るものではないです。人の感覚を含めかなり手間をかけて作っていると思います。
S
長野県でも知らない人もいるとは思いますが、昔から家に普通にあったものが百草丸です。都会の人たちから見て、おばあちゃん家に行ったらあったお薬かもしれません。家庭の常備薬として懐かしんでいただけるお薬だといいなと思います。昔からあるということは、それだけいいものだと思います。
G
一言で簡単に言うと「良薬は口に苦し」でしょうか。苦い薬ですが、いい薬ですよ。それが特徴だと思います。
全員
おー。
H
大きく出たね。それを言ってしまうとほかの人が言う事がなくなる 笑
G
飲んでいいなと思ったら、リピーターになってもらえる薬だと思います。

 

お互いに言いたいこと

司会
お互いに言いたいことはありますか?
S
普段から言っているので何もないです。
G
日常的に会話の中でやっているのでこの場で、というのは特にありません。
O
いつもありがとうございます、百草丸を作ってくれて。その気持ちはいつもあります。それは伝えたいと思います。
H
品管の仕事は大変だと思います。工場では品管からの指摘に対応しなくてはならないですが、それがあるから製品を世に出せます。感謝というか・・・。それにO君の場合は、皆安心しています。皆がそう思えるというのは、それだけ業務をきっちりやっているのを皆知っているからだと思います。それはやはり工場の人としても感謝するところです。

 

最後に作り手にとっての百草丸とは?

司会
最後に、百草丸は私にとって〇〇です、を教えてもらえますか?
S
普通にあるものです。特別という事ではなく普通のお薬です。普通だからいいのかなと思います。そんなに特別な存在ではありません。あって当たり前のような存在です。
G
同じようなことです。生まれて来てから、一番身近にあった薬です。他の薬も飲んでいると思うが、生まれてから一番飲んでいる薬だと思います。
O
じゃあ「ザ・胃腸薬」かな?
H
それで本当に百草丸に愛情あるの?
O
じゃあ「困った時には百草丸」。
H
それだとキャッチコピーじゃない。笑
K
体調を整えてもらっている友達みたいなものです。ずっと何十年も飲んでいます。欠かしたことはないです。自分の身体を守ってくれている、本当に友達みたいなものです。
H
今の皆の話を聞いていて思ったのが、百草丸は、地元に根付いた薬で、それが子供の頃からあるということです。生まれた時からあり、子供の頃からずっと飲んでいて、今も身近にあるという薬は、あまりないのではないでしょうか?不思議な存在だなと思います。自分は大阪にいる頃は百草丸のことは知らず、こちらに来てから知りました。でも単なる胃腸薬ではないですよね。地元の人からすると、そこにあるものだということです。
司会
それぞれの暮らしに根付いている、なじんでいる、当たり前にあるもの、ということですね。
H
そう、特別なものではないです。でもそういう薬は他にないように思います。生まれた時からずっとあり、地元に根付いているという薬はあまりないと思います。皆、普通にあるから、気にしていないが、すごく大事だと思います。
G
小学生の頃、うちのクラスは、工場見学も日野製薬に来ました。22-23年前のことです。だからなおさら身近に思うのかもしれません。
SK
その時、もうここで働いていました。
H
えー!Gさん、その時の写真ないの?あったら見せてください。SさんやKさんが写っているかもしれない 笑


座談会 以上   

 

百草丸は信州の民間伝承薬であり、 地域の人にとって大切なものであることを改めて認識しました。百草丸を継続して製造・販売する責任は大きく、社員が一丸となって前進していきたいとの思いを新たにしました。

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