木曽の便り
御嶽山登山道整備
全国から御嶽山に登山・登拝・観光に来ていただいている人たちが安全に安心して登山していただけるように、地元の諸団体の有志等が参加して、毎年7月2日に御嶽山の黒澤口と王滝口の登山道整備を行っています。
今年は地震が起こり、前日に大雨が降りましたので、慎重に状況を確認し、前日の午後3時に実施することを決めました。
7時半に黒澤口6合目に参加者が集まり、挨拶や実施内容の説明の後に記念写真を撮りました。
今年は6合目から8合目までの登山道整備です。御嶽山噴火以降、パトロール隊の人が熊笹刈をしてくれているので、今日は整備作業があまりないと思っていましたが、前日の大雨で登山道に水たまりができていたので、水の逃げ道を掘る力仕事が続き、結構大変でした。
7合目の覚明行場小屋で休憩をとりましたが、のどが渇いたので、お茶を何杯もいただきました。
例年は登山道整備に備えて足腰の鍛錬をしていましたが、今年は全くしていなかったので、7合目から8合目の道のりは足が重く大変でした。
今年は道端に咲いている花が少なかったですが、下の写真のように桜の花を見ることができました。また、例年通りに雪渓がありましたが、少し雪の量が多いと感じました。
11時半ころに8合目に着きました。何事もなく無事作業を終えることができました。
上の写真は8合目から御嶽山方向を撮った写真ですが、御嶽山は雲に隠れて見えませんでした。3名の方は、東京から参加いただいたUR都市機構ワンゲル同好会の方たちです。
女人堂で昼食後、散会しました。