日々の出来事
祖霊殿慰霊祭
黒澤口御嶽神社の里社若宮は、武運長久に霊験あらたかであるとされ、木曽義仲の子孫である木曽氏一族の守護神として崇敬を受けた神社でした。樹齢を重ねた見事な檜とサワラの木立の中に社殿があり、中には右の写真のように江戸時代の大きな絵馬がいくつか飾られています。
若宮には室町時代の至徳二年(1385年)に木曽伊予守家信が再興したときの棟札と鰐口が現存しています。現存する社殿は明治十年(1877年)に関東巴講の寄進により造営された由緒ある神社です。
今日(10/24)、今年亡くなられた信者の方の慰霊祭がありました。昔は左の写真の祖霊殿に亡くなられて霊神となった信者の人たちが祀られていたようです。今は別な場所に天昇殿があり、そこに祀られるようになりました。
9時40分頃から神事が始まりました。今年は関東巴講の教区の方々が神事の奉仕をされました。
今日は快晴で、御嶽山もきれいに見える日でしたが、式典の間、手のしびれを感じるほど寒い日でした。参加された新霊神のご家族の方々、教会・講社の方々と地元の来賓の玉串奉奠があり、一拝をして式典が終わりました。