日々の出来事
新処方の百草丸
約5年間研究開発をしてきた新処方の百草丸(製品名:百草丸プラス)を今日から発売します。
百草丸の主成分のオウバクエキスは、特有の苦味があり、胃の働きを活発にする健胃生薬です。従来の百草丸は、このオウバクエキスに健胃生薬のビャクジュツ末・ガジュツ末・リュウタン末・センブリ末、整腸生薬のゲンノショウコ末を配合しています。
百草丸プラスは、これらに加えて、胃粘膜を修復するエンゴサク末を配合した生薬製剤です。現代人に多く見られるストレスや加齢などによる弱った胃腸に効果的に働きかけ、不快な症状を和らげます。
生薬成分を追加するだけなので、簡単と思うかもしれませんが、成分が増えると承認を取るための試験の種類が多くなり、承認申請をした後にも、審査機関から追加の試験データの要求があったりして、申請書提出から承認を得るまでに、一年以上かかりました。