木曽の便り
御嶽山頂上開山祭
7月10日は御嶽山の頂上で開山祭が斉行されます。前日の雨とは一転して朝から晴れていて、登山日よりでした。7時少し前に王滝口田の原の駐車場に行くと車が一杯駐車していました。土曜日なので、一般の登山客も沢山来ていたようです。
7時に登山を開始し、足に負担がかからないように、少し遠回りでも緩やかな傾斜のところを登るようにしたので、少し時間がかかりましたが、途中休憩せずに登ったので、9時に王滝頂上に着きました。王滝頂上本社を参拝したあと、剣が峰頂上に向かいました。気温が低く寒さを感じたので、ジャンパーを着て登りました。八丁だるみは風が強いことで知られていますが、今年は余り風が吹かなかったので、楽に登れました。
10時からの祭典まで少し時間があったので、石碑の写真を撮ったり、眺望を楽しみました。
地元の人たちと御嶽信仰の信者たちが参列して、10時から祭典が始まりました。昨日、里社本社から遷座したご神体が社に納められ、献撰、祝詞奏上などの神事の後、玉串奉奠があり、私も玉串を奉奠しました。
祭典の後で、頂上小屋で直会がありました。直会のあと王滝頂上に向かう途中で、右の写真のように日の門がよく見えました。日の門とは岩の間に穴が開いてる奇岩のことです。
王滝頂上の開山祭は10時半から始まります。式典の中で大桑村のアルプフォルンの演奏もあります。指揮者の田中さんは80歳いを超えているのに頂上まで登ってきます。真に頭が下がります。
数年前は剣が峰頂上で玉串奉奠をした後すぐに王滝頂上に向かい、王滝頂上の祭典にも参列したことがありますが、無理があるので、他の社員が参列するようにしています。
開山祭が無事終わり、本格的な夏山が始まりました。