木曽の便り
御嶽神社例大祭
毎年7月19日に木曽町三岳の御嶽神社例大祭の神事が若宮で行われます。若宮は檜の木立の中にある神社です。開始時間の10時に若宮に行ったらすでに地域の人たちが集まっていました。
着席してしばらくすると神事が始まりました。この神事では献撰も撤撰も略式でなく本格的に行われます。もう一つの特徴はお神楽です。三岳の御嶽神社には全部で12のお神楽があり、地域の人たちによって保存されています。一人で踊る神楽、二人で弓矢を持って踊る神楽、6人で勇壮に踊る神楽、二人で扇子を持って踊るお神楽の、4つの神楽の演舞がありました。
最初の演舞の後に、昼食休憩になりました。写真のように全く同じ内容の弁当が2段になって漆器の容器に入れられて配られました。食べきれるかなと思いましたが、ご飯が薄く盛られているので、見た目ほどは量が無かったので、残すことなく食べることが出来ました。
昼食休憩の後にお神楽が再開され、お神楽のあとに撤撰、一拝など残りの神事が行われました。
神事の後に御神体が神輿に遷座され、神輿が神殿の外に運び出され、境内の檜の木立の中の道を練り歩きました。その後で、お神輿が神殿にはいり、御神体が戻され、お神酒を戴いて散会しました。
外では神事が終わったときから子供達の相撲が始まっていて、見物に行くと丁度小学校4年生女子の決勝戦が始まるところでした。