木曽の便り

御神火祭

Gojinka1.JPG(御神火祭)

毎年8月7日の深夜から8日の午前2時頃まで御嶽教の大御神火祭が御嶽山の八海山駐車場で行われます。

御神火祭を見たいという女子社員と一緒に出かけて少し早めに会場に到着したので、会場から少し戻ったところで執り行われる松明行列の式典の様子を見学しました。そこから会場まで約1キロの道のりを管長・奉仕団長・祭員・地元の協力者から構成された松明行列が会場に向かい、会場に集まった役員・教会長・信徒・来賓の出迎えを受けて祭典に加わりました。

今年は新潟教区が当番で、奉仕団を構成し、祭りの準備と祭典を執り行いました。会場の祭壇には管長・奉仕団長、会場中央に奉仕団数百名、祭壇に向かって右側のテントには御嶽教役員・各地の教会長・地元来賓、左側のテントには祭典進行係、御神火用の信者の祈願を記した斎木が積み上げられた3つの円柱の辺りに、全国から集まった信徒の方々が着座して、祭典が行われました。

Gojinka2.JPGきれいな星空だったのが、松明行列が始まる頃から雨が降り始め、玉串奉奠の頃には少し激しくなり、濡れながら祭壇に向かうことになりましたが、次第に小降りとなり、御神火が燃えさかる頃には雨がやみました。

祭典の中には見ごたえのある出し物があります。左の写真は「三河手筒花火奉納」です。手に花火を持って次から次へと見事な花火を打ち上げます。管長による「神剣秘法」、女性祭員による「御嶽教御神楽奉舞」と続き、盛り上がってきたときに、斎木を積み上げた円柱の点火口に御神火が点灯され、上の写真のように見事に燃え盛りました。同時に御嶽山の頂上で御神火が点灯され、暗闇の中に炎が浮かびあがって見えます。

最後に万歳三唱と乾杯が行われ、無事御神火祭が終わりました。毎年の行事ですが、奉仕団を構成する教区により、祭典のやり方や出し物が異なるので、参列するのが楽しみです。


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