木曽の便り
御嶽山登拝講社をお迎えして
毎年8月初旬に四国から御嶽山登拝に来る講社があります。例年は朝の7時前に御嶽神社里宮に到着しお参りをしますが、今日は7時半過ぎに到着されました。台風の影響で大鳴門橋が通行止めだったため瀬戸大橋経由で来たので、いつもより1時間半余計にかかったそうです。長旅の疲れも見せずバスから降りて颯爽とお参りに向かわれました。この講社は全員が白装束を着て、白い鉢巻に白い地下足袋を履いているので目立ちます。昔ながらの出で立ちなのに逆に新鮮な感じがします。参拝の儀式の中でほら貝も吹きます。地下足袋のまま登頂されますが、よく足が痛くならないと感心します。
この講社をお迎えに来た強力の方が撮影した御嶽山登拝写真集を持っていたので、見せていただいたら、この数年間に頂上付近のお参りの様子を撮影した貴重な写真が一杯でした。芸術的にも御嶽信仰の資料としても素晴らしい写真集なので、数日お借りすることにしました。左は掲載を許可された写真です。
この後に木曽町観光協会長のお宅を訪問し、協会長が撮影された写真を収めたDVDをいただきました。この中には四季の御嶽山の写真、白川氷柱の写真、滝の写真など素晴らしい写真が一杯あります。四季折々の御嶽山の写真を鑑賞できるように店舗に飾ろうと考えています。
既に、協会長が撮影された「御嶽山と有明の月」と「御嶽山と桜」の写真を王滝店に飾ってあります。ご来店の際は是非ご覧下さい。