木曽の便り
頂上開山祭
7月10日は剣が峰頂上と王滝頂上で開山祭が行われ、地元の関係者が登頂して参列します。
昨日まで雨のない日が続いたのに、今日は朝起きてみると雨降りでした。朝7時少し前に七合目の田の原高原に行き、雨具を着用して王滝口登山道を登り始めました。7月4日の登山道整備の状況を確認しながら登りましたが、黒沢口でやらなかった枕木を支える鉄製の楔が緩まないように釘打ちしてありました。10時から剣が峰頂上で開山祭が始まるので、立ち止まって小休止するくらいで急いで登りました。今年は雪が多く、写真のように雪渓がたくさん残っていました。
王滝頂上に9時頃に着き、そのまま、剣が峰頂上に向かいましたが、風が強くバランスを崩したときに2メートル位吹き飛ばされました。雨で噴気の様子は全く見えず、少し硫黄臭い臭いがしたので、このあたりかと分かったくらいでした。
雨降りの日は奥社の社務所の中で神事が行われます。30分早く着いたので、ストーブにあたって暖を取りました。10時から写真(レンズが曇っていたようです)の祭壇に向かって神事が執り行われました。中には入りきれないので、外で雨降りの中参列された信者もおられました。
頂上小屋で行われた直会(なおらい)で少し飲食した後、お先に失礼して王滝頂上小屋で行われた直会にも出席して、滝宮司とお話ししたあと、下山しました。途中でかもしかに会いびっくりしました。残念ながらカメラをリュックにしまっていたので、写真に撮ることができませんでした。