木曽の便り
御嶽神社ご神体の登頂
毎年7月9日に御嶽神社のご神体が里宮から御嶽山剣が峰頂上にある奥社に遷され、夏山の期間奥社に安置されます。
御嶽神社の武居宮司と木曽御嶽本教の役員がご神体を頂上に運ぶ途中、六合半にある日野製薬の小屋で休憩されます。御岳ロープウェイができるまでは、六合の駐車場から六合半の小屋の前の道を通って登頂し、下山する信者や登山客で賑わったものです。当時はこの小屋で汗をかいたお客様に冷たいハチミツ水を振舞って喜ばれたものですが、今はこの道を通る登山客も少ないので、普段は閉めています。
この小屋で休憩中に宮司か役員の一人がその年の言葉を筆で書いていただくことになっています。今年は宮司の当番の年で、写真にあるように「至誠通神」というお言葉を書いていただきました。
休憩後記念撮影をして、登頂するのをお見送りしました。役員のお二方は、今日から8月の中旬まで頂上奥社の社務所で寝泊りして、登頂する信者や観光客のお迎えをいたします。