日々の出来事
都築幹彦氏、原田泳幸氏の講演を聴いて
11月6日に中小公庫の西関東ブロック懇話会に出席して、ヤマト運輸株式会社の元代表取締役社長 都築幹彦氏の「潰れる会社、生き残っていく会社」という講演を聴きました。約30年前に関東6県に基盤を置いた法人相手の運輸業を止めて個人を対象にした新しい宅配便サービスを開始したことについては数多く紹介されていますが、都築氏の講演の中で次の2つのことが印象に残りました。
- 新しい事を始める場合には逆転の発想が必要なことと、社内・社外・資金の厚い壁を破る必要があること
特に社内については慣習が足を引っ張るのと従業員の合意をいかに取り付けるかが重要である - とかく企業は利益追求に走るが、信頼を得ることが最優先であること
信頼には、「お客様からの信頼」、「取引先からの信頼」、「従業員からの信頼」の3つがあること
最近の赤福などの問題はお客様の信頼をおろそかにした結果であること
11月7日は東京ミッドタウンで日本マクドナルドの代表取締役会長兼社長兼CEOの原田泳幸氏の講演を聴きました。原田氏は7年連続で業績が悪化していた日本マクドナルドを再建されましたが、就任初年度に各店の品質・サービス・清潔の徹底をして客様の信頼を取り戻し、業績を回復されたというお話が印象に残りました。
会社を再建されたお二人の経営者から「信頼」の重要性を再認識されました。
当社の企業文化である「おもてなしの心」をいつまでも大切にしていきます。