伝承薬事典

トウキ

  • 補益
使用部位

セリ科トウキ又はホッカイトウキの根(生薬名:トウキ)

説明

補血・保健強壮・鎮静・鎮痛・貧血・月経不順・冷え性・更年期障害などの婦人病に用いる。血流を促し、身体を温める。普導丸では他の生薬との組み合わせにより、めまい・気分不快などを軽減する。神農本草経の中品に収載され、漢方では婦人病の要薬である。日本では17世紀に大和・山城で多量に栽培生産された。当帰は子供が出来ず家を出された夫人がこの草を飲んで子供が授かり復縁したことから名付けられた。粉末は淡灰褐色で、特異な臭いがあり、味はわずかに甘く、後にやや辛い。成分はリグスチリド・ブチリデンフタリドなど。

※補益(補血・活血・止痛・潤腸):補い助けるの意で漢方用

  • トウキの花

写真はすべて「昭和大学薬用植物園 磯田進先生」の提供です。無断使用を禁じます。

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